〜 要求仕様と要求分析活動、「要件記述」「要件整理」「要件変更管理」の鉄則、要求の構造化 〜
- 要求を正しく分析し、抜けや誤解の無い伝え方の記述ポイントを具体的に解説する講座!
- 要求仕様書の世界標準と講師企業(NEC関連企業)の独自ノウハウを学び、抜け漏れによる後々のトラブルや不具合防止のために活かそう!
〜 要求仕様と要求分析活動、「要件記述」「要件整理」「要件変更管理」の鉄則、要求の構造化 〜
要求仕様書は顧客と開発側との合意文書であり、開発側の成果物に影響を与える重要な文書です。要求定義プロセスの世界標準であるIEEE29148(日本版規定:JIS X 0166)では、利害関係者要求仕様書、システム要求仕様書、ソフトウェア要求仕様書を規定しています。
この教育では、IEEE29148/JIS X 0166に独自のノウハウを加え、要求仕様書に記載が必要な要件は何か、要件を効率よく伝えるにはどう整理するのか、個々の要件をどう表現するのかを説明し理解して頂きます。
受講される皆様がより良い要求仕様書を作成できるようになる事がこの教育の目的です。
開催日時 |
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開催場所 | 日本テクノセンター研修室 |
カテゴリー | ソフト・データ・画像・デザイン |
受講対象者 | ・要求仕様書を作成する立場の方、および受領した要求仕様書を元に開発を進める立場の方 ・システムやソフトウェアの開発に携わる方 ・要件に関連した不具合に悩まされている発注者・管理者・開発者の方 |
予備知識 | ・特に必要ありません |
修得知識 | ・要求仕様を正しく、かつ相手に誤解無く伝えるための記述テクニック、および要求仕様の抜け漏れを防ぐことができる要求仕様の構成技術について習得できます |
プログラム |
1.要求仕様と要求分析
(1).要求仕様とは
(2).要求分析活動の流れ
・顧客要件分析→システム要件分析→システムアーキテクチャ設計→
ソフトウェア要件分析→ソフトウェアアーキテクチャ設計
2.要求の記述に関する具体的ポイント
(1).要件の記述形式
(2).要件を記述するための12鉄則
a.一要件一文で記述
b.『前提条件』+『イベント』+『動作』の順序で記述
c.『前提条件』『イベント』が異なれば別々の要件に
d.数値に有効幅を持たせるべきか確認
e.動作の起点を明確に
f.能動態で記述
g.「動作」で修飾しない
h.否定表現のみの動作表現には注意
i.否定表現の条件記述には注意
j.具体的な語句を使用
k.図のみを要件としない
l.参照する範囲を特定する
(3).要件を整理するための8鉄則
a.条件を先ず整理
b.成立した要件を否定する語句を記述しないこと
c.動作シナリオを整理
d.カタカナの扱いを統一
e.英数字の扱いを統一
f.使用する用語を統一
g.要件の種別を識別し、整理
h.同じ内容の要件を重複しないこと
(4).要件変更を管理するための3鉄則
a.一要件ごとに固有IDで管理
b.要件の補完情報を付加
c.表の扱いに注意
(5).演習 「鉄則を使って要件文書をレビューする」
3.要求仕様の構造化
(1).要求仕様の構造
(2).要求仕様書標準 JIS X 0166
(3).要求仕様書に書くべき項目
a.第1章 はじめに
・「目的」「範囲」「用語定義」等、要求仕様書の全体概要
b.第2章 システム要件
c.第3章 ソフトウェア要件
(4).要求仕様書の構造化におけるヒント
(5).演習 「これまでの要求仕様書をふり返る」
4.Q&A |
キーワード | 要求分析 記述形式 要件の整理 要件変更 要件文書 要求仕様の構造化 要求仕様書標準 |
タグ | システム営業、ソフト外注管理、ソフト教育、組み込みソフト |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込) |
会場 |
日本テクノセンター研修室〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)- JR「新宿駅」西口から徒歩10分 - 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分 - 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分 電話番号 : 03-5322-5888 FAX : 03-5322-5666 |
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