設計実務に活かすためのCAEの効果的な活用法とその注意点・ポイント

〜 設計で起こるCAEの問題、学校では教えないCAEのための基礎知識 〜

エキスパートの方が構造設計でCAEを使う上での注意点と学校では教わることのない必要な基礎知識を解説する特別セミナー!

CAE解析のドロくさい点や改善すべき点、設計に活かす注意点とポイントが学べます

講師の言葉

 50年にわたって有限要素法(FEM)のソフト開発、FEMを使った製品開発から、ソフト販売、技術サポートまでやってきて、多くのエンジニアと接してきましたが、日本ではCAEが設計に適用されてコストの低減や製品性能の向上に寄与しているケースは少ないようです。CAEベンダーのユーザー会でも、難しい研究的な発表がほとんどです。
 CAEは真実を再現するほどのものではなく、数値シミュレーションにすぎませんから、設計に使うためにはそれなりの知識と経験が必要です。このセミナーでは構造設計でCAEを使ううえでの注意と、必要になる基礎知識について述べますが、教科書あるいはソフトのマニュアルにはない実情についても述べます。とかく診断に終わってしまうCAEですが、診断を超えて発展的に使うための手法として感度解析と最適設計も紹介します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年07月11日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・企業で構造設計、構造解析に携わっているエンジニアの方 ・機械、自動車、航空機ほか関連企業の技術者の方
予備知識 ・理系大学もしくは工業高専、工業高校卒業程度の学力知識
修得知識 ・FEMを使って設計に役立てるには、ソフトの操作の他に周辺の知識・技術が必要です。セミナーででてくる例を通して周辺の知識・技術を修得し、設計に役立てることができます
プログラム

1.CAEの現状 有限要素法(FEM)を中心として             
 (1).CAEは Computer Aided Engineering  
 (2).CAEが使われるわけ  
 (3).CAEが敬遠されるわけ 
 (4).日本におけるCAEの現状は 
 (5).工業製品を解くときの最大の問題点 
 (6).CAEは誰がやるのか   
 (7).CAEの費用対効果   
 (8).CAEの手法やソフトの選択にあたって

2.FEM技術の因子、特徴、問題点                  
 (1).調べたい現象を支配する理論や法則     
 (2).数値計算をするためのモデル   
 (3).物性、構成方程式          
 (4).境界条件                
 (5).数値計算技術          
 (6).グラフィック技術         
 (7).結果評価


3.設計で起こるCAE問題
 (1).現象の特定   
 (2).数値計算モデル 
 (3).物性値       
 (4).境界条件      
 (5).メッシング      
 (6).表示技術     
 (7).結果評価     
 (8).モデル化とシナリオ作り 

4.学校では教えないCAEのための基礎知識 
 (1).応力、歪、ヤング率、ポアソン比  
 (2).応力集中と応力特異点    
 (3).力の流れ    
 (4).材料の強度  
 (5).熱応力
 (6).座屈      
 (7).非線形問題

5.診断解析を超えて
 (1).感度解析
 (2).最適設計

6.CAEを設計実務に生かすポイント

キーワード CAE 構造設計 有限要素法(FEM) 境界条件 メッシング 応力集中 座屈 感度解析 最適設計
タグ 最適化・応力解析材料力学・有限要素法設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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