「香り」の特徴と疲労・ストレスへの効果および製品開発への活かし方

〜人体に対する香りの影響、脳疲労・ストレスに対する香りの効果、感覚統合機能・五感情報通信に関する製品開発〜

・「香り」について人体への影響・効果と最新研究、製品開発の事例を交えて解説する講座

・製品に付加価値を与える「香り」について基礎から最新技術まで学べる特別講座!

講師の言葉

 本講演では、まず最初に、香りの特徴について述べ、香りが生体に受容され体内の中で伝達されるメカニズムを分かりやすく解説致します。次に、人体に対する香りの影響、特に脳に及ぼす香りの効果とその計測法・評価法について種々の具体例を詳しく述べます。
 また、現代の生活における脳疲労問題を取り上げ、最近の知見に基づく香りの持っている新しい有用性について紹介し、疲労・ストレスへの香りの効果や認知症などへの影響に対する最新の研究の紹介、五感の感覚統合機能や五感情報通信などに関する製品開発の事例や、香りの今後の展望ついても触れる。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年07月26日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・香りの特性を知りたい方、香りの人体への影響・効果に興味を持っている方 ・香りの脳への影響について詳しく知りたい方、香りの生理・心理効果を学びたい方 ・香りの計測法や評価法を勉強したい方、香りのセンサーに関心のある方 ・脳疲労やストレスと香りの関係について知りたい方、認知症と香りについて知りたい方 ・香りの最近の研究動向や有用性、製品化を考えている方 ・その他、香りについて興味を持っている方なら誰でも歓迎、分かり易く最新技術を紹介します
予備知識 ・特に予備知識は必要ありません。講演の内容は広範な分野に及びますが、講義を聞いていただければ理解できる様に講演します。最新の専門的知識をわかり易く解説します。
修得知識 ・香りに関する最新の知識を得ることができます ・香りの基礎的な重要な知識が獲得できます ・香りの有用性や応用、製品化に対するヒントが得られます ・香りの今後の展望が得られます
プログラム

1. 香りの特徴
  (1). 香りの物理・化学的性質
      a. 香り物質のセンシング手法
      b. 香り物質の刺激と感覚に関する原理・法則(ウエーバーフェヒナー則とスティーブンス則)
      c. 香りのセンサー
  (2). 香りの生体への受容と伝達メカニズム
      a. 香りの受容メカニズム
      b. 生体における香りの神経情報伝達のメカニズム

2.人体に対する香りの影響
  (1). 自律神経系への香りの影響
  (2). 脳神経系への香りの影響
  (3). 脳の進化論と香りの関係

3.香りの非侵襲的客観的計測法・評価法
  (1). 脳波と脳磁図による香りの計測法・評価法
  (2). fMRIとPETによる香りの計測法・評価法
  (3). NIRSやその他による香りの計測法・評価法

4.脳疲労・ストレス、認知症に対する香りの効果
  (1). 脳疲労・ストレスとは?
  (2). 脳疲労・ストレスに対する香りの影響
  (3). 認知症と香りの関係(影響)

5.香りの有用性や製品化に関する今後の展望
  (1). 情動と記憶に関する香りの効果
  (2). 五感の感覚統合機能
  (3). 五感と香りの情報通信技術

キーワード 香り ウエーバーフェヒナー則 スティーブンス則 神経情報伝達 自律神経系 脳神経系 NIRS 感覚統合機能 五感情報通信
タグ 感性・脳科学・認知工学
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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