センサデータの適切な取得技術および信号処理技術とその応用ポイント 〜デモ付〜

〜 信号調節、データ収録、データ処理・解析手法と計測・制御の事例、信号取得から処理プログラム作成までのデモ 〜

  • センサを用いて得た情報を、産業用途で活用するためのデータ処理・解析技術について解説する講座!
  • センサからデータを適切に取得し、処理や解析を行うためのポイントを身につけるための特別講座!

講師の言葉

 昨今、IoTやビッグデータ、機械学習やAI等の言葉を耳にしない日は無いぐらい新しい技術への注目度が高まっています。インターネットを軸に、データの取得や共有、また解析による意味だしから付加価値の創造まで、これら技術がもたらす新たな産業の可能性には誰もが期待を膨らましています。しかし、忘れてならないのがその全てはデータに含まれる情報に起因するということです。不確かなデータや必要とする情報を持ち合わせないデータを、いくら解析しても意味のある情報を引き出すことは不可能です。データを適切に取得することは今も昔も変わらず全ての基礎であると言っても過言では無いでしょう。

 このセミナーでは、センサを用いて物理現象を電気信号に変換し、そして測定デバイスを介してデジタル化されるプロセスにおける留意点を先ず説明します。その後、PC上で「データ化」された現象を基に、我々にとって意味のある情報を引き出すための処理や解析アプローチを紹介します。

 セミナーでは、計測及び制御の分野でデファクトスタンダードとして使用されているナショナルインスツルメンツ社のLabVIEWを用い、実際のセンサから信号を取得し、PC上でデータ処理のプログラムを作成するデモンストレーションも行います。また、最後にPCベース計測・制御の事例も、いくつか紹介したいと考えております。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年07月19日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・PCベースの計測をこれから行う方 ・データ収録及びデータ処理に興味のある方
予備知識 ・フーリエ変換の初歩的な知識
修得知識 ・PCベースの計測を始める上で必要な基礎知識と具体的なアプローチを知ることが出来ます
プログラム

1. 信号調節

  (1).増幅・減衰

    a.S/N比

  (2).フィルタ

    a.アナログフィルタとデジタルフィルタ

    b.電源ノイズの影響

  (3).絶縁

2. データ収録

  (1).分解能

  (2).サンプリングレート

  (3).同期性

    a.マルチプレックス

    b.同時サンプリング

3. データ収録 (LabVIEWにおけるデモ)

  (1).データ収録のアプローチ

    a.ソフトウェアタイミング

    b.ハードウェアタイミング

    c.トリガ収録

  (2).データの表示と保存

4. データ処理と解析 (応用を含む)

  (1).信号の持つ情報

  (2).デジタルフィルタ

    a.ローパスフィルタ

     〜センサデータのノイズ除去プログラムの例〜

    b.ハイパスフィルタ

    c.バンドパスフィルタ

  (3).しきい値比較

     〜温度センサによるしきい値比較と制御の例〜

  (4).周波数解析

    a.高速フーリエ変換:FFT

     〜振動現象の可視化の例〜

  (5).オーダー解析

キーワード センサ デジタルフィルタ データ解析 ローパスフィルタ ハイパスフィルタ FFT 周波数解析 オーダー解析
タグ 信号処理センサ
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
こちらのセミナーは受付を終了しました。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。
contact us contact us
各種お問い合わせは、お電話でも受け付けております。
03-5322-5888

営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日