IoTセンサ、IoT機器用アンテナ設計技術とそのポイント

〜 小型・内蔵アンテナの仕組みと設計手順、通信距離を稼ぐアンテナの設計法、実装上の問題点と対策 〜

・具体的な事例を通してIoTセンサのためのアンテナ設計の勘どころがつかめる特別講座

・広域センシングのために遠方界通信用の設計が重要となっているIoTセンサ用アンテナ設計のノウハウを修得し、製品開発に活かそう! 

講師の言葉

 IoTを構築するワイヤレス通信は、端末に内蔵する小型アンテナが必須です。無線モジュールは、センサを含んだ小型化・IC化が進むことで、さまざまなシステムに適用されはじめました。アンテナは内蔵することで性能が低下しますが、広域センシング・システムには遠方界通信用の設計が重要です。また、低い周波数を使う場合は、近傍界通信の特性を理解した設計が必要です。
 本セミナーでは、講師が多くの企業で実施している電磁界シミュレータを活用したアンテナ設計の具体的な事例で、IoTセンサのためのアンテナ設計の勘どころを学びます(無償版 Sonnet Lite活用の手順も解説)。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年06月05日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・IoTセンサやIoT機器を設計・開発する技術者の方 ・IoT機器のシステム設計に携わるシステムエンジニアの方 ・ワイヤレス通信システムのアンテナまわりを担当する技術者、システムエンジニアの方
予備知識 ・工業高校、大学で学ぶ電気工学
修得知識 ・IoTセンサやIoT機器で用いる小型・内蔵アンテナのしくみがわかる ・IoTセンサやIoT機器で用いる小型・内蔵アンテナの設計手順がわかる ・ワイヤレス通信システムで用いるアンテナを選定する勘所がつかめる
プログラム

1.電磁波と無線通信
  (1).電磁波とは何か?
  (2).無線通信と電磁波の関係

2.アンテナのしくみと分類
  (1).電界検出型アンテナ・磁界検出型アンテナ
  (2).定在波型アンテナ・進行波型アンテナ


3.電磁界シミュレータを活用した設計手法
  (1).周波数領域の手法
  (2).時間領域の手法
  (3).電磁界シミュレータで得られるアンテナ特性

4.アンテナ設計の勘所
  (1).重要な整合(マッチング)
  (2).共役整合の手順
  (3).通信距離を決めるパラメータ

5.通信距離を稼ぐアンテナの設計
  (1).逆L・逆Fアンテナの設計
  (2).メアンダアンテナの設計
  (3).パッチアンテナの設計


6.センサシステム用アンテナの設計
  (1).コイルタイプ・アンテナの設計手順
  (2).ネットリストプロジェクトの使い方
  (3).電磁的結合の評価方法

7.実装上の問題点とその対策
  (1).ケースの影響とその対策
  (2).周囲金属の影響とその対策

キーワード IoT 電磁波 電界検出型アンテナ 磁界検出型アンテナ 定在波型アンテナ 進行波型アンテナ 周波数領域 時間領域 マッチング 共役整合 メアンダアンテナ パッチアンテナ ネットリストプロジェクト 電磁的結合 
タグ アンテナ信号処理通信変復調無線センサモバイルコンピューティング回路設計電磁波
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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