動体検知および異常動作検出技術とその応用

〜 時空間特徴量の統計的学習を用いた異常動作検出技術、距離画像を用いた動作認識技術 〜

・セキュリティシステムに不可欠な映像認識の最新技術を学び、応用するための講座

・異常動作検出の最新技術を先取りし、異常の早期発見、監視者の負担軽減、ヒューマンエラー回避、セキュリティシステムのコスト削減に活かそう! 

講師の言葉

 近年、大規模な監視カメラの導入と共に、移動物や滞留物の検出等の映像の認識技術を用いたセキュリティシステムのニーズが高まりつつある。 

 現在、これらの認識技術の発展として、不審行動や事故等の異常動作を検出する技術の研究が数多く進められ、一部実用化されている。異常動作の自動的な検知が実現すれば監視者の負担軽減や人為的ミスが回避できるようになり、セキュリティシステムのコスト削減や異常の早期発見に寄与できる。この異常動作の検出を広く普及するためには、設置個所毎の環境条件によって生じる映像中の背景や人の見え方の変化に対する頑健さが課題となっている。

 本講座では、この課題に対して時空間特徴量の統計的学習を用いて異常動作を検出するアプローチについて紹介する。また、その発展形として距離画像センサを応用した手法について紹介する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年06月29日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・動画像認識に興味のある技術者の方 ・これからこの分野の応用や学習をしようと考えている方 ・画像処理、センサ、カメラ、セキュリティシステム他関連企業の技術者の方
予備知識 ・特に条件はありませんが、画像処理ならびに機械学習に関する基礎的な知識があるとベターです
修得知識 ・動画像認識を用いた異常動作検出についての知見の取得
プログラム

1.時空間特徴量
  (1).異常動作検出のニーズと課題
  (2).時空間特徴量の統計的学習を用いたアプローチ
  (3).カメラ画像を対象とした時空間特徴量

2.時空間特徴量を用いた背景モデルによる動体検知
  (1).手法の構成
  (2).時空間特徴量の抽出
  (3).時空間特徴量を用いた背景モデルによる動体検知

3.時空間特徴量の統計的学習を用いた異常動作検出
  (1).手法の構成
  (2).非定常度の抽出
  (3).統計的学習による人領域の学習と検出
  (4).非定常度の重み付けと異常動作検出

4.距離画像を用いた動作認識
  (1).距離画像センサの概要
  (2).距離画像を対象とした時空間特徴量
  (3).手法の構成
  (4).欠損への対応

5.異常動作検出技術の応用
  (1).環境変動に強い動体検知
  (2).昇降機監視
  (3).セキュリティシステム

キーワード カメラ画像 時空間特徴量 動体検知 異常動作検出 統計的学習 距離画像
タグ イメージセンサカメラセンサ
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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