DRBFMの効果的な推進と品質問題未然防止への応用 〜 演習付〜

〜 設計品質と製造品質、DRBFMによる不具合発生防止、過去トラの有効活用、仮説に基づく設計検証 〜

・DRBFMによる未然防止を効果的に行ない、要求性能を満たす製品開発に活かすための講座

・変化点抽出と不具合発生に対するメカニズムを予測する方法を修得し、品質の高い製品開発へ活かそう! 

講師の言葉

 製品開発、設計を進めるうえで品質問題の未然防止は重要な課題です。
 製品で発生する品質問題の80%は過去の問題の再発といわれます。未知の問題のように見えても、過去の問題と類似するものがほとんどです。では、なぜそのような品質問題が繰り返し発生するのでしょうか。これは製品を取り巻くさまざまな環境の変化が十分に把握されず、問題発生のメカニズムが柔軟に活用できる形で残されていないために、製品の要求性能を満たす設計ができないためと考えられます。
 変化点に気づき、過去トラを活用しながら不具合にいたるメカニズムを予測することが品質問題を未然防止する有効な方法です。
 限られたリソーセスを有効に活用し、製品の品質問題の未然防止を図るために、変化点抽出と問題発生にいたるメカニズムの予測する方法を身につけることが重要なポイントです。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年05月10日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・機械製品設計部門の担当者、プロジェクトリーダー、マネージャーの方 ・品質保証部門の担当者、マネージャーの方
予備知識 ・必要な予備知識はありません
修得知識 ・変化点に注目して設計品質を向上する方法 ・設計・生産準備期間短縮、デジタル活用の課題解決の方法
プログラム

1.設計品質と製造品質
  (1).設計品質の重要性
  (2).不明確な設計意図による製造不具合
  (3).期間短縮による不具合発生
  (4).変化点の見落としによる不具合発生

2.品質機能展開による設計意図の設定
  (1).品質機能展開とは
  (2).市場要求の変化点の抽出
  (3).製品に必要な性能の予測

3.DRBFMによる不具合発生防止
  (1).FMEAとDRBFM
  (2).FMEAの手順
  (3).DRFMの手順
  (4).変化点、変更点を確実に見つけ出す
  (5).一覧表への整理
  (6).メンバーの叡知を集めたレビュー
   演習:変化点抽出とDRBFMによる不具合予測

4.過去トラの有効活用による未然防止
  (1).過去トラがうまく活用できていない
  (2).過去トラがうまく残されていない
  (3).活用できる過去トラの残し方
  (4).活用できる過去トラで変化点を理解

5.仮説に基づく設計検証の重要性
  (1).仮説の重要性
  (2).仮説に基づく試験で検証する
  (3).仮説が立てられないときは妥当性検証
  (4).DRでは仮説検証の確からしさをレビュー

6.設計意図によるヒューマンエラーの防止
  (1).ヒューマンエラーの定義
  (2).ヒューマンエラーの分類
  (3).設計におけるヒューマンエラー
  (4).ヒューマンエラーの防止策

7.設計、生産準備のデジタル化の課題
  (1).CADによる作図がもたらす弊害と課題
  (2).CADによる出図がもたらす弊害と課題
  (3).CAE活用の弊害と課題

キーワード DRBFM 設計品質 変化点 品質機能展開 過去トラ 設計検証 ヒューマンエラー
タグ ヒューマンエラー品質管理FMEA・FTA・DRBFM設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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