開発上流段階で達成するリードタイム短縮と手戻り防止策

〜 開発リードタイムの短縮と「機能とコストのバランスが良い設計」の実現 〜

・「予期しないトラブル」を未然に防ぎ、リードタイムの短縮を実現するための講座

・リードタイム短縮する具体的な手法をマスターし、製品開発の効率化を実現するための特別講座!

講師の言葉

 機械製品では、部品やモジュールを組み立ててシステムを構成することが一般的である。ところが品質、コスト、納期、安全、環境などの項目はトレードオフの塊であり、さらにその開発において予期していなかったトラブルに見舞われることが少なくない。その結果、業務量が増えたり、量産や販売時期が大幅に遅れたりすることがある。
 そのようなトレードオフ問題やトラブルの芽は、開発の上流段階で解決しておくのが最も効果的である。ところが特に構成要素が互いに影響を及ぼしあうような複雑なシステムでは、問題の予測自体が難しく、「作ってみなければわからない」状態からなかなか脱却できない。
 本講座では、製品開発の構想設計段階で行うべき事項を解説し、開発の効率化を達成してリードタイムを短縮する具体的な方法を紹介する。合わせて詳細仕様が決まる前の段階で、トラブルが起こりにくく、機能とコストのバランスがよい設計するための基本的な考え方を解説する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年06月07日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・製品は問わず開発リードタイムの短縮に関心のある技術者の方
予備知識 ・リードタイムの短縮に関心があれば理解が深まります
修得知識 ・構想設計を充実させてリードタイムを短縮する具体的な方法 ・トラブルが起こりにくく、機能とコストのバランスがよい設計するための基本的な考え方
プログラム

1. 製品開発とその問題点
  (1). 一般的な製品開発の流れ
  (2). 起こりがちな問題点
  (3). 解決の全体像

2.製品の構造と開発方法
  (1). アーキテクチャ
  (2). 組み合わせ開発とすり合わせ開発

3.仕様決定前のシステム構想
  (1). 中長期計画・戦略に基づく目標設定
  (2). 基本構成の決定
  (3). 技術方式のアイデア出しとその評価
  (4). 全体システムの構想設計

4.モジュール(サブシステム)の開発構想
  (1). 具体的手段のアイデア出し
  (2). 基本設計
  (3). 技術開発への着手
  (4). システムへのフィードバック

5.システムの具体化
  (1). 各モジュールの基本設計の統合
  (2). 矛盾点の確認
  (3). トラブルの未然防止:FTA,FMEA
  (4). システム構想の修正・詳細化

6.構想段階におけるロバスト設計とコスト設計
  (1). ノイズに強いシステムにする=ロバスト設計
  (2). トラブル防止策
  (3). 価値工学(VE)による体系的コストダウン

7.上流段階での対応と情報の流れの双方向性
  (1). 上流段階での対応
  (2). 情報の流れの双方向性
  (3). 可視化

キーワード ロバスト設計 コスト設計 価値工学 VE
タグ 信頼性試験・故障解析生産管理
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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