リードタイム短縮と継続的改善を実現するシステム運用開発:DevOpsの実践とポイント 〜デモ付〜

〜 DevOpsの主要成功要因、自動化、マイクロサービスアーキテクチャ、実践ステップ 〜

ビジネスの 価値・競争力の向上・成長を目的とした「リードタイム短縮」および 「継続的改善」のための IT 運営プラクティス


ビジネスの価値・競争力の向上・成長を実現するITシステムの運用開発ができる講座


開発と運用の両チームが協力しながら、情報システムを継続的に成長させていくDevOpsの成功ポイントを学ぶための特別セミナー!



講師の言葉

 Web サービスや IoT の増加、IT がビジネスを駆動するという時代において、適切な顧客要求を発見し必要十分なサービスとして品質・コストを伴い迅速にリリースすることが ITサービスの開発・運用の最重要課題となります。
 本講座では、この最重要課題に立ち向かうプラクティスとしての DevOps について、その本質的な理解と必要性、実践にあたっての主要成功要因に関する技術的なデモを含む解説を行います。銀の弾丸が無い IT サービスの開発・運用において、Biz(ビジネス)・Dev(開発)・Ops(運用) に関わる人々がチーム全体として銀の弾丸となるためのエッセンスを紹介します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年04月04日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・システム・ソフト部門のエンジニア、管理者の方 ・ IT の立案・開発・運用に関わる方 ・DevOps を始めようあるいは始めてみたが課題をかかえているプロジェクトマネージャ、アーキテクト、チームリーダ、運用担当者、システム運営責任者など
予備知識 ・スクラム開発、リーン開発、web システムに関する一般的な知識
修得知識 ・DevOps を効果的・効率的に実践するために何をしたら良いか、どこからどのように始めたら良いかに関する知識 ・DevOps 実践に必要な技術の本質的な理解と仕組み・使い方 ・Microservices アーキテクチャの本質と実装例
プログラム

1.DevOpsの導入

 DevOpsの生い立ちをITとビジネスの歴史を通して概観し、その目的・定義を行い、主要成功要因の解説を行う。

  (1).DevOps とビジネスの関係
     a.IT ビジネスの歴史
     b.IT ビジネスとリーン・スタートアップ
       ・フィードバックループ
       ・検証による学び
       ・MVP(Minimum Viable Product)
     c.IT サービス運用
       ・リリースとリリースサイクルの高速化
  (2).DevOps の目的と定義
     a.DevOpsの目的
     b.DevOpsの定義
  (3).DevOps の知識・実践領域の整理
     a.DevOpsとIT運用プロセス
       ・DevOpsの文化
       ・DevOpsのプロセス(Agile/Lean)
       ・Agile/Leanのメリット
     b.DevOpsと技術・ツール・アーキテクチャ
       ・DevOpsとCI/CD
       ・DevOpsとクラウド・コンテナ技術
       ・DevOpsとアーキクチャ
         DevOpsなシステムアーキテクチャ
         Microservicesアーキテクチャ
  (4).DevOpsの主要成功要因
     a.主要成功要因の概要   
       ・Infrastructure As Codeと自動車の実践
       ・アーキテクチャの改善
       ・CI/CDの実践 
       ・クラウド/コンテナ基盤の構築
       ・テスト戦略の策定
       ・メトリクスの整理と可視化
       ・メトリクスの検証による改善プロセスの実践
       ・Agile/Leanプロセスの実践
       ・組織・文化の改善
  (5).DevOpsの実践ステップ
     a.Red Hat DevOps Discovery SessionによるDevOpsの実践モデル
       ・DevOpsの理解
       ・現状分析
       ・課題の整理
       ・実践マイルストーンの策定


2.DevOpsの実践

 DevOps主要成功要因のうち、組織・文化およびプロセスに関するものの詳細・実践方法に関する解説を行う。

  (1).主要成功要因
     a.主要成功要因の相関関係/実施順序
  (2).テスト戦略の策定
     a.テスト戦略策定の進め方
     b.テストの分類
     c.テストの技法
     d.テストのメトリクス
     e.テストプロセス
  (3).メトリクスの整理と可視化
     a.メトリクスの整理(体系化)
       ・システムメトリクス
       ・品質(ソフトウェア/テスト)メトリクス
       ・プロセスメトリクス
       ・ビジネスメトリクス
     b.メトリクスの概要
     c.メトリクスの可視化例
  (4).メトリクスの検証による改善プロセスの実践
     a.メトリクスの検証による改善の例
       ・生産性
       ・品質
       ・A/Bテスト
  (5).Agile/Leanプロセスの実践
     a.Agile/Leanの概要
     b.Agile/Leanのメリット
       ・小さなバッチの効果 
       ・イテーレーション型開発の効果
       ・頻繁なデモの効果
       ・変更への許容性/対応スピード
     c.スクラム概要
     d.スクラムイベント
     e.スクラム開発におけるリリース
     f.スクラムチーム
     g.継続的インテグレーション
     h.ツールセット
       ・バージョン管理
       ・チケット管理
       ・コミュニケーション
  (6).組織・文化の改善
     a.組織・文化の課題の整理
     b.メトリクスによる合理的な判断
     c.Biz、Dev、Opsによる部門横断的な(スクラム)チームの構成


3. DevOps テクニカル

 DevOps主要成功要因のうち、技術・ツール・アーキテクチャに関するものの詳細・実践方法に関する解説を行う。

  (1).Infrastructure As Codeと自動化の実践
     a.自動化の必要性
     b.コード化と自動化
     c.自動化対象領域
       ・システム構築
       ・インフラ要件/非機能要件
       ・テスト
       ・リリース
         ・Blue−Green Deployment
         ・A/Bリリース、カナリアリリース
       ・モリニタング
       ・ツールセット
  (2).アーキテクチャの改善
     a.アーキテクチャ改善の観点
       ・Microservicesアーキテクチャ
       ・The Twelve−Factor App
       ・品質特性
     b.Microservicesアーキテクチャ概要
     c.The Twelve−Factor App 概要
     d.DevOpsのアーキテクチャで重要視すべき品質特性
  (3).CI/CDの実践
     a.継続的インテグレーションの解説
     b.継続的デリバリの解説
     c.ツールセット
  (4).クラウド/コンテナ基盤の構築
     a.DevOpsインフラアーキテクチャの構成
     b.コンテナ
       ・コンテナ技術(Docke)の解説
       ・コンテナオーケストレーション技術(Kubernetes)の解説
       ・OpenShiftの解説
       ・OpenShiftによる開発・運用フロー
       ・コンテナ技術のメリット
     c.クラウド
       ・OpenStackの概要解説
       ・OpenStackのメリット

キーワード DevOps IT 運営プロセス コンテナ技術 Agile Lean  マイクロサービスアーキテクチャ ツールセット
タグ クラウドコンピューティングソフト管理ITサービス
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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