デザインレビューの基礎と効果的な活かし方

〜 デザインレビューの必要性とチェクリスト、製造力を強化するためのデザインレビューと技法 〜

  • 設計力を補うデザインレビューの活用ノウハウを学び、品質向上に役立てるための講座

     

  • 最大効果をもたらすデザインレビューの具体的な進め方をマスターし、信頼性を高めた品質確保に活かそう!

講師の言葉

 今年5月に消費者庁が発表したデータによると、電器製品や生活用品によって起きた火災などの重大事故が2015年度に885件報告され、内100件はリコール対象になっている製品が関係していたと発表した。また、国民生活センターの発表ではPL法に基づく訴訟は119件あるとしている。

 毎年この程度の重大事故件数があるのは、設計力の衰退と言わざるを得ません。そのためにはデザイン・レビューの実施が是非必要です。本セミナーでは、デザインレビューの改善計画の立て方や実行方法が理解できるように解説します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年11月22日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 品質・生産管理・ コスト・安全研究開発・商品開発・ ビジネススキル
受講対象者 ・設計責任者、技術者、製造責任者、品質管理担当者の方 ・製品の開発設計に携わる技術者の方 ・製品品質の管理・改善・保証に携わる技術者の方
予備知識 ・ものづくりに関係している方でしたら、理解が深まります
修得知識 ・製品の品質とはどのようなものなのかが改めて理解できる ・デザインレビューの改善計画の立て方や実行方法
プログラム

1.デザイン・レビュー(DR)

 (1).基礎と歴史

 

2.デザイン・レビューはなぜ必要か

 (1).設計を取り巻く環境の変化

 (2).顧客志向への価値観の共有化

 

3.ISO9001に対応するデザイン・レビュー

 (1).DRの(ISO9004)指針

 (2).設計管理(ISO9001)要求

 

4.PL法に有効なデザイン・レビュー

 (1).PLよりPSへ

 (2).PSは設計から

 (3).安全性評価技法の活用

 (4).安全性確保のために企画、設計時に想定しておくべきポイント

 (5).安全設計の技術方策

 (6).不安全故障の解析

 (7).製造物責任法の内容

 

5.製造力強化のためのデザイン・レビュー

 (1).製造力とは

 (2).コンカレントエンジニアリング

 

6.民生機器のデザイン・レビュー

 

7.開発段階における原価管理

 (1).原価管理とは

 (2).原価ステップ

 

8.具体的なデザイン・レビューの進め方

 (1).設計の文書化

 (2).DRのチェクリスト

 (3).DRに用いる技法

 

9.DRの効果的な活かし方

 (1).DR活用ポイント 

  a.最終決定は設計部門がもつ

  b.市場実績に学び、製品の基本目的を認識する

  c.立場を変え、いろいろな角度から間隔をおいて、何度も繰り返す

  d.設計過程のドキュメンテーションによる徹底

  e.従来のやり方を改善する方向で、着実に参画意欲を盛り立てる

 

キーワード デザイン・レビュー ISO9001 PS PL コンカレントエンジニアリング 品質トラブル   品質改善 業務改善 信頼性保証 ISO9004
タグ 信頼性試験・故障解析デザイン
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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