公差設計の基礎と解析および活用のポイント

〜 公差設計・解析の必要性と活用ポイント、身近な公差事例、3次元公差解析ソフトの活用 〜

  • 3次元公差解析ツールを活用した公差設計を基礎から修得し、高品質設計に役立てるための講座

  • ロバスト性を確保した公差設計技術をマスターし、ばらつきのない高品質設計に活かそう!

講師の言葉

 工業製品の高度化の中、製品のリコールなどの品質問題のリスクも同時に高まっている。そこには、製品を作り上げるうえで避けて通ることのできない、「ばらつき」の問題がある。そのためには、適切な「公差設計」が有効である。ここでは、公差設計の概論を3次元公差解析ツールとともに紹介し、開発初期段階からの「ばらつき」への取り組みの重要性について解説する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年12月09日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・研究開発エンジニアの方 ・機構設計に携わる技術者の方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・パラメータ設計、規格設定の適正化、公差設定の適正化、コストダウン設計 ・3次元公差解析ソフトを利用した公差設計の知識
プログラム

1.公差設計の基礎

 (1).公差設計・解析の必要性   

 (2).公差設計のメリット

 (3).公差設計の動向

 (4).公差設計のPDCA

 (5).公差設計&幾何公差(GD&T)の重要性

 (6).公差とコスト

 (7).公差設計の実践活用ポイント

2.身近な公差の事例

 (1).身近なところに飛び交っている例を考えてみる

 (2).それぞれのばらつきの分布形態はどんなもの

 (3).公差は何のために設定されている

 (4).工業的でない公差設定もある

   a.レストランの味付け、マーケッティングなど

 (5).工業における公差設計の重要性

   a.信頼性、コストなど

 

3.研究開発からの公差の意識の重要性

 (1).学術研究と実用研究の違い

   a.I型人種とT型人種の違い

 (2).研究開発から量産までの流れ

 (3).規格の設定の重要性

   a.開発の最大の使命である「規格」、公差(ロバスト性確保)が重要

   b.開発では品質目標よりも技術目標、すなわち公差が重要

   c.ロット内変動とロット間変動、チューニングが可能な変動など

 (4).メカニズム解析の重要性

 (5).研究開発段階で用いられるツールの紹介

   a.品質機能展開、TRIZ、タグチメソッドなど

4.外部活用と情報収集

 (1).アウトソーシングの活用

   a.契約のポイント、機密情報の扱い

 (2).特許情報の活用

   a.企業の動向の把握

   b.重要人物のピックアップ

キーワード 公差設計 幾何公差 公差解析 公差設計 幾何公差 ロバスト性 品質機能展開 TRIZ  タグチメソッド
タグ 強度設計設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
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