不具合未然防止に活かす破壊メカニズムと強度設計への応用 〜演習付〜

〜 Stress-Strength modelと破壊現象、限界状態設計法、応力とひずみ、応力の発生形態、急速破壊・疲労破壊の未然防止 〜

  • 機械、製品の破損トラブルを未然に防ぐための着眼点を身につけるための講座!
  • 材料力学の基礎から急速破壊・疲労破壊の原理を学び、破損防止・故障解析・安全性向上に活かそう!

講師の言葉

 製品開発期間の短縮と品質保証という相反した課題を解決するためには、問題を予め予想して対処する「未然防止」の考え方が不可欠です。そのためにも、なぜ材料が壊れるのか、それはどのようにして評価されるのかなどの故障物理の考え方を、材料力学・機械材料の基礎から学んでおく必要があります。

 本講義では、演習を通じて、故障モード解析を行う上で不可欠な材料力学から破壊力学への基礎的な考え方を習得します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年11月24日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・製品や部品の開発、設計、品質保証などに関与する方、もしくは、設計に興味のある方
予備知識 機械材料・材料力学に関する知識や実務経験があった方が望ましいですが、予備知識がない方にもご理解いただけるように説明します
修得知識 ・材料力学、破壊力学の基礎と故障モード解析などの未然防止手法の基礎知識
プログラム

1. 不具合防止とStress-Strength model

  (1). 不具合の原因分類から

  (2). リコール事例のデータ解析から

  (3). 材料力学の概念 Stress-Strength model

  (4). Stress-Strength modelと破壊事象

  (5). 荷重の分類による破壊モードの分類

  (6). 負荷パラメータの形状依存性

  (7). 限界状態設計法の考え方

2. 材料力学の基礎

  (1). 応力とひずみ

  (2). 負荷様式と応力テンソルの関係

  (3). 様々な応力の発生形態

  (4). 曲げ応力はなぜ怖いのか

  (5). 主応力とは

3. リスク評価と未然防止の事例

  (1). 破損事故防止のためのリスク評価

  (2). 材料力学、破壊力学を活用した破損事故防止に関する事例

4. 急速破壊防止への破壊力学の適用

  (1). サンブナンの原理

  (2). 円孔の応力集中

  (3). 等価楕円の概念

  (4). 応力拡大係数とは

  (5). 急速破壊の開始条件

  (6). 限界状態設計法の適用

5. 疲労破壊と強度設計への応用

  (1). 疲労破壊とは

  (2). 疲労破壊機構

  (3). き裂なし部材の疲労挙動

  (4). S-N線図のばらつき因子

  (5). 疲労き裂進展挙動の破壊力学的評価

  (6). 強度設計への破壊力学的評価の活用例

関数電卓をご持参下さい

キーワード Stress-Strength model 負荷パラメータ 限界状態設計法 応力とひずみ 応力テンソル 曲げ応力 リスク評価 サンブナンの原理 応力拡大係数 S-N線図のばらつき因子 疲労き裂進展
タグ FMEA・FTA・DRBFM材料力学・有限要素法設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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