インダストリー4.0を実現する統合化BOMの構築法

〜 第4次産業革命(インダストリー4.0)と「統合化BOM」、BOM(部品表)と 「統合化BOM」構築法と効果を高めるポイント  〜

・Industrie(インダストリー)4.0 のキーテクノロジー「統合化BOM」の構築法を修得するための特別講座!

BOM(部品表)の基本から「統合化BOM」による具体的な課題解決の適用例までを修得し実践に活かすための特別講座!

講師の言葉

 ドイツ発の「第4次産業革命」、Industrie4.0」は欧州から米国・アジアへと拡がりをみせており日本でも官主導で日本版インダストリー4.0が進展しています。統合化BOM研究センターでは、当初から「Do On Time」(リードタイム0でモノことを成し遂げる)のコンセプトで考え方や方法論を提供してきました。
 今回の講座では2部構成として、第1章ではインダストリー4.0をドイツ、米国、日本の政策を理解の上で10年後モノつくりをイメージ確認し、IoTやCPSなどのキーワードから「あるべき姿」と破壊的イノベーションテーマをどの様に持つべきなのかを考えます。第2章ではBOM(部品表)の基本を確認して、「統合化BOM」構築法ではモノ・ことを成し遂げる企業の統合化革新として統合化BOMによる具体的な課題解決の適用例から実践で活用できるように具体定なデータモデルを用いて講義を進めます。
 企業成長戦略の策定、製品開発を極限まで短縮するものつくりの人材育成に、当講座をぜひお役立てください。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年09月20日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・企業内で部門の壁を越えた破壊的イノベーション推進の役割を担っている方 ・顧客視点での新製品開発やコストリダクションの役割を担っている方や開発人材育成を担っている方 ・ものつくりの人材として将来を託されている方
予備知識 ・専門知識(当講座テーマまわり)は特に不要です (インダストリー4.0と統合化BOMの関わりや BOM、VEなどを基礎から説明します)
修得知識 ・インダストリー4.0の基本的な考えやIoTやCPSなどのキーワードと統合化BOMの有効性 ・BOM(部品表)の基本的な知識と統合化BOMの活用できる真の理解 ・開発設計やVEの基本知識や生産管理、原価管理など業務プロセスと革新的手法
プログラム

1.第4次産業革命(インダストリー4.0)とキーテクノロジーとなる「統合化BOM」

  インダストリー4.0についてドイツ・米国・日本の政策を理解の上で10年後のモノつくりをイメージ確認し、IoTやCPSなどのキーワードから「あるべき姿」のイノベーションテーマを自ら考える

  (1). いま欧米先進国の製造業は何をどのように変えようと急いでいるのか
     a.「サスティナビリティ」:持続可能性とは
     b.COP21、世界196カ国・地域が参加したパリ協定採択の意味
     c.ドイツが提唱する「Industrie 4.0」と第4次産業革命とは
     d.米国では
     e.日本でも10年後のアプローチは始まっている
     f.農業と福祉の10年後は
     g.コンシューマエレクトロニクス業界が描く10年後の社会
     h.日本版「インダストリー4.0」として
     i.日本においても「インダストリー4.0」をキャッチアップする活動が開始された
     j.CPSよるデータ駆動型社会の到来を見据えた変革
     k.CPS分野1 【製造プロセス】
     l.CPS分野2 【流通】
  (2). 日本の企業にとってこれから何が脅威になるのか 〜迫りくる潜在危機〜
     a.モノつくりの人材不足の危機
     b.社内分業と短期利益主義からの戦略欠如の危機
     c.コストはどこまで下がれば生き残れるのか イノベーション目標の危機
  (3). 「つながる」ことの本質とやるべきこと〜 パラダイムシフトを正しく理解して上手に乗り切るために 〜
     a.価値創造は技術連鎖(モノ)で発想、商流連鎖(プロセス)で計画、物流連鎖で実現
     b.グローバルSCMでDo On Time「リードタイム0」が実現できるか
     c.グローバルSCM分業で唯一の存在者になれるか
  (4). Industrie(インダストリー)4.0 のキーテクノロジー「統合化BOM」
     a.インターネット疑似ブレンストーミング(山梨大学との共同研究)における実証
     b.CPS製品開発フレームワークの実証例の紹介
     c.BOM(Bill of materials)部品構成表が関連する部門

2.BOM(部品表)と 「統合化BOM」構築法と効果を高めるポイント

  モノ・ことを成し遂げる企業の統合化革新として統合化BOMによる具体的な課題解決の適用例から実践で活用できることを学ぶ
  (1). BOMの発展経緯
     a.BOM(Bill of materials)部品表とは何か
     b.一般的なBOM 問題意識と課題
     c.さまざまなBOM
     d.最近のBOM(傾向)
     e.BOMで解決したい課題は何か
     f.IoT革新の重要課題が品番、図番と採番体系の再構築
  (2). 「エンジニアリング・チェーン」から「統合化エンジニアリングサイクル」へ
     a.「Do On Time(リードタイム0でモノことを成し遂げる)」で顧客価値を高める
     b.統合化BOMの研究
  (3).業務機能の統合化と統合化BOMの役割
     a.業務の統合化:エンジニアリングチェーンからエンジニアリングサイクルへ
     b.機能BOMと統合化BOM
     c.6つの機能BOMと4つの統合化の概念
     d.業務機能と機能BOMと統合化BOMの構成概念
  (4). 設計・生産を連携する統合化BOMの特徴と効果
     a.フロントローディング(設計段階)とV字プロセスでのイノベーション
     b.E-BOM>P-BOM>M-BOMとはどのような姿か
     c.製品の機能・仕様、生産構造を統合して大きな効果を出す
     d.BOMの特徴 〜 階層構造と属性
  (5). 抜本的な革新を創出する4つの統合化価値戦略
     a.「機能・仕様」/「分解と集合」/「時間」/「金」の統合化
     b.製品価値の統合化Portfolio分析と戦略
  (6). 統合化BOMによる統合化革新(PWI*)適用事例  * Profit Wheel Innovation
     a.課題としての改善シナリオ
     b. 製品開発フレームワーク
     c.設計開発プロセス
     d.PLM 【 Products Lifecycle Management 】
     e.Wheel-VE
     f.統合化BOMによるリスクアセスメント(機能安全設計)
     g.統合化品質管理
     h.統合化生産管理
     i.統合化原価BOM
  (7). まとめ 「統合化BOM」の効果を高めるためのポイント
     a. Aras Innovator © で実現する「統合化BOM」とコスト・ガバナンス
     b. 上手な組織活用と適正な役割(機能)分担

キーワード 統合化BOM インダストリー4.0 原価戦略 フロントローディング 統合化ポートフォリオ分析 統合化機能設計 E-BOM P-BOM M-BOM Industrie4.0 IoT CPS 
タグ 生産管理設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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