豊富な事例で学ぶマニュアルの内製化の課題解決策とそのポイント 〜個別相談付〜

〜 やり直しや方針変更を未然に防ぐための施策、標準化の進め方、目次・分冊構成の分かりにくさの具体的改善策 〜

・内製化を推進する上で生じるさまざまな課題を解決するための講座

・ライティング、プロセス、人・組織の課題を解決し、高品質なマニュアルの作成に活かそう!

講師の言葉

 昨今、様々な業種、業態の企業が、マニュアルを通して「技能伝承・業務効率・安全性確保・ブランディング向上」といったテーマに取り組むケースが多くなってきています。しかし、マニュアルを内製している現場では、こういった取り組みを進めるにあたって、内製ならではの課題に直面しています。マニュアルを書くことそのものに問題がある場合、マニュアルを作り上げるプロセスに問題がある場合、マニュアル作成を担当している「人」や「組織」に問題がある場合など、課題の原因はさまざまです。しかし、各企業ではこういった内製の課題を解決するアプローチに関する情報が不足しており、どのように取り組んだらいいのか、わからないといった状況が多くあるようです。
 即効性のあるアプローチとは何でしょうか。本講座では、マニュアル制作会社としての30年の実績をもとに、企業の抱えるさまざまなお悩みへのアプローチ方法をご提案します。

【寄せられている課題の例】

■関係者間でどのように合意形成を図ればよいのか
 「わかりやすいマニュアルとは何か」「どのように作ったらよいか」に関する共通認識が薄いという問題があるため、次のような問題が生じているようです。
 ・「マニュアルを作るための決まりごとは一通り揃っているのに、効果が得られない」
 ・「ジョブローテーションで新たに配属される担当者が思うように立ち上がらない」
 ・「やり直しが延々と発生し、マニュアル作成のコストがかかりすぎる」

■マニュアルの標準化をどのように進めていけばよいのか
 現場におけるノウハウの継承は、昨今どの企業においても課題となっています。次のような問題に答えが見い出せず、指針がないという現状に甘んじている企業が多くあるようです。
 ・「数多く存在するマニュアルをどのように統一できるか」
 ・「何を判断基準にルールを作成したらよいか」
 ・「決まり事があるのにマニュアルにバラつきがあるのはなぜか」

 実際の事例をもとに、課題解決の具体的なノウハウを解説いたします。お気軽にご参加ください!

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年09月13日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 品質・生産管理・ コスト・安全研究開発・商品開発・ ビジネススキル
受講対象者 ・企業のマニュアル品質管理者の方 ・内製マニュアルに課題をお持ちの管理者の方 ・マニュアルの標準化やブランディング向上がミッションの方 ・自社のマニュアル品質に課題をお持ちの方、品質を改善したいとお考えの方
予備知識 ・一般教養
修得知識 ・マニュアル作成におけるあるべき姿と指針 ・自社のマニュアルチームの教育プラン策定のポイント ・マニュアル作成に関わる問題の原因の分析手法 ・マニュアル品質向上・標準化のための品質設計やワークフロー構築
プログラム

1.マニュアルの良し悪しを判断する5つのポイントとは?
  (1). 作成の目的
  (2). 親切設計
  (3). 素早い検索性
  (4). 正確性
  (5). 訴求力

2.マニュアル改善に動き始めた各企業の取り組み(事例紹介)
  (1). 現場の悩み
  (2). 内製マニュアルの課題とは?
     a.何が書いてあるのか分からない(ライティングの悩み)
     b.どのように進めたらよいのか分からない(プロセスの悩み)
     c.マニュアル業務が属人化している(人・組織の問題)
  (3). 課題解決のヒントを探る
     a.マニュアルのプロが使う課題解決のフレームワークとは?
     b.フレームワーク適用の効果
  (4). 10社の事例から学ぶ
     a.何が書いてあるのか分からない(ライティングの悩み)
     b.どのように進めたらよいのか分からない(プロセスの悩み)
     c.マニュアル業務が属人化している(人・組織の問題)
  (5). 現場で定着を図るためには

3.課題解決アプローチ ポイントその1
   : ステークホルダーとの合意形成なぜ合意形成が必要なのか? やり直しや方針変更を未然に防ぐための施策

  (1). 基本的なマニュアル制作フロー
     a.企画・設計
     b.様式
     c.執筆・編集
     d.社内チェック
     e.運用・改善
  (2). 製造業A社の事例
     a.制作体制
     b.制作現場の悩み
     c.制作プロセスから見た課題
     d.課題解決のアプローチ

4.課題解決アプローチ ポイントその2
   :マニュアルを標準化する前に決めておくこと、その進め方

  (1). なぜ標準化が必要なのか?
  (2). 標準化の基本フロー
     a.AsIsを把握
     b.ToBeを描く
     c.レギュレーションの周知
  (3). 製造業B社の事例
     a.現状
     b.改善のアプローチ
  (4). 製造業C社の事例
     a.課題
     b.標準化のステップ

5.課題解決アプローチ ポイントその3
   :目次および分冊構成の分かりにくさを改善する

  (1). 覚えておきたいグルーピング手法
  (2). 事例に学ぶ目次改善

6.課題解決アプローチ ポイントその4
   :わかりやすく書くためのテクニック

  (1). 簡潔な文章
  (2). 明確な文章
  (3). 読みやすい文章
  (4). 誤解されない文章

キーワード 内製マニュアル 標準化 ブランディング 品質設計 ワークフロー グルーピング手法
タグ コンテンツ文章の書き方説明書・マニュアル
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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