新事業開発の成功方法とそのポイント：リーンスタートアップの導入アプローチ

講師の言葉

　企業の継続と成長には、新事業の創造（イノベーション）が不可欠です。しかし、多くの方は、新事業を「新技術や新製品の開発」と捉え、また新事業の創造を既存業務の延長線上に置いて考えがちです。
　しかし、新事業と既存事業は、全く性格が異なるものです。既存業務が100を110に増やし、コストを10%削減するといった努力をする仕事なのに対して、新事業とは０から１を新たに作り出し、新たな市場を開拓しコスト構造を抜本的に変えるといった仕事です。このように、新事業とは、既存の事業の仕組みを逸脱し、否定することも伴うものなのです。新事業には、“こうすれば確実にうまくいく”という方法はありません。新事業は、数多くの試行錯誤と失敗を繰り返すなかから、誕生するものだからです。しかし、新事業の成功確率を格段に上げるために取るべきステップや、押えるべきポイントはあります。こうした方法論をまとめたものが、米国で新事業開発のスタンダードとなった「リーンスタートアップ」といえます。
　このセミナーでは、日本企業がどのようにこの「リーンスタートアップ」を取り入れ、社内の新事業、ビジネスモデルのイノベーションをどのように起こし、成功させていくか、具体的なステップと押さえるべきポイントを学びます。
　また、社内でこのプロセスを進めるための組織やマネジメント方法、そしていかに「社内起業家（イントレプレナー）」を育てるかについて説明します。実際に新規事業などを担当され、悩んでいる方におすすめします。

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