CAEの効果的な活用法と設計実務に活かすためのポイント

〜 構造設計でCAEを使う上で必要となる基礎知識と使用上の注意点、診断解析を超えた感度解析・最適設計への応用 〜

・CAEをコスト低減や製品性能向上に活かすための講座

・エキスパートの方が知識と経験が必要なCAEの効果的な活用法を伝授する特別セミナー!

講師の言葉

 50年にわたって有限要素法(FEM)のソフト開発、FEMを使った製品開発から、ソフト販売、技術サポートまでやってきて、多くのエンジニアと接してきましたが、日本ではCAEが設計に適用されてコストの低減や製品性能の向上に寄与しているケースは少ないようです。CAEベンダーのユーザー会でも、難しい研究的な発表ばかりです。
 CAEは真実を再現するほどのものではなく、数値シミュレーションにすぎませんから、設計に使うためにはそれなりの知識と経験が必要です。
 このセミナーでは構造設計でCAEを使う上での注意と、必要になる基礎知識について述べます。有限要素法のノウハウ集ではありません。さらに診断を超えて発展的に使うための手法として感度解析と最適設計も紹介します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年06月03日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・機械、電気・電子機器、プラントなどの構造設計に携わるエンジニアの方
予備知識 ・理系大学もしくは工業高専、工業高校卒業程度の学力知識
修得知識 ・CAEを使って設計する人のための基礎知識と効果的な活用法
プログラム

1.CAEの現状
  (1). CAEは Computer Aided Engineering
  (2). CAEが使われるわけ
  (3). CAEが敬遠されるわけ
  (4). CAEの現状は
  (5). CAEの性能あるいは使い方に問題

2.FEM技術の因子、特長、それからおこる問題点
   ・満足も不満足もFEM技術の本質に根ざしている
  (1). 調べたい現象を支配する理論や法則
  (2). 数値計算をするための物理モデル
  (3). 物性条件
  (4). 境界条件
  (5). 数値計算技術
  (6). 結果の表示技術
  (7). 結果評価

3.工夫すれば設計に使えるレベルの情報は得られる
  (1). 理論の限界を認識する
  (2). メッシュを工夫する
  (3). 物性値の選択
  (4). 境界条件の決定
  (5). 計算負荷を下げる
  (6). 評価技術の向上
  (7). まとめ CAEは設計者の仕事  結果を予想できないとCAEは空振り

4.CAEのための基礎知識
   ・ 構造解析系のCAEに必要な基礎知識

5.CAEの効果
  (1). CAEの費用対効果
     ・解析時間の短縮だけではプラスなし
  (2). CAEのプラス効果とは
     ・設計力の向上

6.診断解析を超えて
  (1). 感度解析
  (2). 形状最適化

7.最新のトポロジー最適化ソフト<ProTop>での事例(デモ)

8.Q&A

キーワード CAE 構造設計 有限要素法(FEM) 境界条件 メッシュ 感度解析 形状最適化
タグ シミュレーション・解析精密加工・組み立て機械強度設計構造物自動車・輸送機設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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