時系列データ処理の基礎と将来予測への応用および実践ポイント

〜 時系列データの統計処理、モデルの表現方法と予測方法、ボックス・ジェンキンスの方法 〜

・初心者でも理解できるようデータの前処理から予測に至る一貫した手順が修得できる講座

・不規則に変化する各種のデータの変動メカニズムを分析し、将来予測が可能な時系列データ処理方法を基礎から学び、より深い、より幅広い応用に活かそう!

講師の言葉

 時系列データ処理の目的は、時間的(あるいは空間的)に不規則に変動する対象の動的なメカニズムを分析し、将来の動向を予測することで、工学、金融などさまざまな分野で使用され、実用的な解析および予測ツールとして役立っています。
 本セミナーは初心者にも理解できるように、時系列データ処理の基礎からその応用まで、一貫して習得できるように構成しました。具体的には、データの前処理から初め、各種のモデルの作成方法から予測に至る一貫した手順を学びます。時系列モデルの作成はどのような言語でもプログラムできますが、基礎を学ぶことで、より深い、より幅広い応用が可能になります。初めての方はもちろん、ある程度実務経験のある方にも有用なセミナーになることと思います。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年03月29日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・時系列データ解析を業務(工業、金融システム等)に活かしたい方 ・センシング、エネルギー、医療機器、気象、マーケティングそのほか他関連企業で、実験、分析、データ解析を扱っている方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・時系列データ解析の基礎が理解でき、使えるようになる
プログラム

1.時系列データの統計処理
  (1). 確率統計の基礎
  (2). 自己相関関数、偏自己相関関数、パワースペクトラムなどデータの統計量の意味と計算方法
  (3). データの加工、定常化の捉え方とその扱いなどの前処理

2.時系列モデルの表現方法
  (1). データの不規則変動を表すモデルの一般的な構成方法
  (2). モデルの性質と特徴
  (3). 反転可能性と定常性

3.自己回帰モデル、移動平均モデル、自己回帰移動平均モデル
   各モデルの特徴とその構築方法,使用方法など

4.定常および非定常モデル
  (1). 非定常性の処理方法
  (2). ボックス・ジェンキンスによる定常化
  (3). 自己回帰和分移動平均モデルと季節変動の処理方法

5.時系列モデルを用いた予測方法
  (1). 条件付期待値
  (2). 最適な予測値
  (3). 予測誤差

6.モデルの選択と実データを用いた時系列データ解析(予測に至る具体的手順)
  (1). ボックス・ジェンキンスの方法
  (2). 対数尤度、情報量規準AIC
  (3). 実際のデータを用いてモデルの作成から予測に至る具体的な手順

キーワード 時系列データ 不規則データ 自己回帰 移動平均 自己回帰移動平均
タグ 統計・データ解析信号処理マーケティングエネルギー経営・マネジメントシミュレーション・解析データ解析センサITサービス
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
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