〜ヒトの触覚認識メカニズムと触覚に着目した製品開発の具体的な事例〜
・製品の開発事例を挙げ、触覚メカニズムと測定評価方法について複数の講師陣が解説する講座
・触覚を重要視した“付加価値の高い”製品開発を具体的に進めるための手法が学べる特別講座!
〜ヒトの触覚認識メカニズムと触覚に着目した製品開発の具体的な事例〜
・製品の開発事例を挙げ、触覚メカニズムと測定評価方法について複数の講師陣が解説する講座
・触覚を重要視した“付加価値の高い”製品開発を具体的に進めるための手法が学べる特別講座!
(第一部)
近年、衣料・化粧品だけでなく、医療・ロボティクス、バーチャルリアリティなどの分野で触覚の重要度が増しています。触覚は、さまざまな脳機能に関わる上、あらゆるヒューマンマシンインタフェースにも関わることから、理学的にも工学的にも重要度がさらに高まると考えられます。
本セミナーでは、ヒト触覚の力学的・神経科学的理解といった触覚の基礎と触覚センサ/ディスプレイなどの応用技術をご紹介した上で、講演者がこれまで取り組んできた事例を紹介します。
触覚による水や皮膚などの物質認知のメカニズムから、触感に着目した化粧品、自動車・情報機器用材料・スポンジ・樹脂材料の開発の事例まで、具体的にお話します。
(第二部)
物質間の摩擦評価(Tribology)では、静摩擦係数と動摩擦係数を求めることにより摩擦の大小を判定して動力計算をはじめ機械設計、表面処理方法、潤滑剤選定などに生かされている。
しかし、感性が付加されたすべり感を評価するには、静摩擦係数の発生する過程と動摩擦領域でのすべり易さ、すべり難さの判定とすべりの状態(スティックスリップ現象の測定評価)を詳細に測定する必要がある。
このすべり感は、官能試験などで行われている触感評価にも繋がる要因である。近年では、化粧品、自動車内装材、タッチパネル、家電製品、洗剤、生理用品、繊維、紙類、塗装面等など日常生活で触れる物質の触感評価(Haptics)が重要視されてきている。
我々の生活では、「サラサラ」「ツルツル」「ベタベタ」「ヌルヌル」といったオノマトペを用いてものの触感を表現している。このまとを得ているようで曖昧な表現、言わば定性的な触感表現から定量的な触感評価へ脱却すべく手法の一部をデモンストレーションと共に解説する。
開催日時 |
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開催場所 | 日本テクノセンター研修室 |
カテゴリー | ソフト・データ・画像・デザイン |
受講対象者 | ・触覚・触感に関する研究・技術開発に従事する研究者・技術者 ・タッチパネルなどのインタフェース、情報および通信機器、家電、医療機器、ロボット、車載内装品などの研究開発・設計等に関わる方 ・香粧品・薬品・衣料品など、肌に触れる製品の研究開発・商品開発に関わる方 ・表面の触り心地に付加価値を持たせたい製品の研究開発に関わる方 ・触覚の官能評価に関わる方や触覚に関心のある方 |
予備知識 | ・触感に関心があると理解が深まります |
修得知識 | ・触覚の発現メカニズム ・手触りの評価法 ・触覚に着目した商品開発の事例 ・摩擦評価測定と触感評価測定の相違 |
プログラム |
1. 触感における摩擦とその測定方法および製品開発への応用 (第一部) 2.触覚・摩擦評価測定システムと測定の実際 (第二部) |
キーワード | 触覚認識 触覚受容器 触覚センサ 摩擦測定 |
タグ | 生理・官能検査、使いやすさ・ユーザビリティ |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込) |
会場 |
日本テクノセンター研修室〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)- JR「新宿駅」西口から徒歩10分 - 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分 - 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分 電話番号 : 03-5322-5888 FAX : 03-5322-5666 |
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