幾何公差と最大実体公差方式の基礎と図面読解・作成への活かし方 〜演習付〜

〜 幾何公差の記号とその意味、最大実体状態における公差領域、機能ゲージ、幾何公差の測定、幾何公差図面の読解と演習 〜

  • 機能を損なわない範囲で公差を的確に判定し、経済効果が高まる最大実体公差方式まで解説する講座!
  • 機械設計や生産、部品検査で必要な幾何公差の基礎から最大実体公差方式まで学び、生産効率向上、コスト削減に活かそう!

講師の言葉

 機械工業の分野では、3次元CADによる設計、マシニングセンターによる同時5軸加工、3次元座標測定機による部品検査が、幅広い分野で実践されている。モノづくりの基準であるデータム、基準寸法、形状の幾何公差(幾何偏差の許容値)、寸法公差はもちろんのこと、相手部分とのはめあいを寸法公差と幾何公差との相互関係で取り扱う最大実体公差方式を正しく理解していることが、現代の機械設計者に求められている最重要事項である。
 大学や高専の授業では教えていない実務に役立つ図面の理解を主体に、最大実体状態における公差領域や機能ゲージについてわかりやすく教示します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年03月24日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 機械設計の実務に携わって数年の経験がある機械技術者、あるいは、3次元測定の検査を担当しているまたは経験がある生産技術者、品質管理者の方
予備知識 三角法、機械製図規則の基礎的な事項を理解していること
修得知識 データム、基準寸法、幾何公差、最大実体公差方式、機能ゲージ、3次元測定による幾何公差の測定とその合否判定について、実践的な知識を得ることができる
プログラム

1.自動車工業会、電子情報技術産業協会における3D単独図

2.3D−CADによる3D単独図および2D図面の生成とその機能

3.3D単独図および2D図面の基礎

4.幾何公差の図示とその意味
  (1). 形状公差の記号とその意味
  (2). 姿勢公差の記号とその意味
  (3). 位置公差の記号とその意味
  (4). 振れ公差の記号とその意味

5.最大実体状態と幾何公差
  (1). 最大実体状態とは何か
  (2). 最大実体状態における公差の領域
  (3). 機能ゲージとは何か
  (4). 3次元測定機による幾何公差の測定方法
  (5). 3次元測定機による幾何公差の合否判定

6.普通幾何公差とその公差領域

7.図面の読解演習
  (1). 幾何公差の図面を読解する
  (2). 幾何公差の図面から機能ゲージを設計する

キーワード 形状公差 姿勢公差 位置公差 振れ公差 最大実体状態 機能ゲージ 最大実体公差方式 マルM
タグ 設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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