製品開発における品質・信頼性の作り込みと品質保証への活かし方

〜 信頼性・安全性向上の事例、ロバスト性を高めた信頼性設計、加速試験・非破壊検査によるシミュレーション 〜

  • 実務に精通した講師から信頼性確保のためのノウハウを修得するための講座
  • 開発の上流工程で品質・信頼性を作り込み、品質の高い製品開発へ活かそう!

講師の言葉

 物造り国際化の中で、製品の多様化と製品サイクルの短縮は一層進展している。そのような環境下に於ける物造り企業の製品開発は「高機能化・多機能化と価格競争力」に重心が置かれ、その反動が安全や品質保証面でマスコミを賑わす事態までも生んでいる。さらに、国際的なロボコンなどでも見られるように、製品の初期的機能は魅力的であっても、信頼性の詰めの甘さに泣かされている。
 本セミナーはこの様な状況からの脱皮する知識と実践力を学び、製品の安全性と信頼性(丈夫さ)の創造に注力し、物造り国際競争力向上に導くものである。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年02月23日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・製品設計、製造、技術、品質管理、設備設計、保守の実務担当者 ・物づくりの管理・監督者 ・製品のサービスや営業の担当者
予備知識 ・自社製品に求められる基本特性、品質、自社製品の競争力、品質・信頼性問題点に関しての興味があれば理解が深まります
修得知識 ・「品質は製造工程で作り込め」と言われるが、人的資源投入が製品開発に絞られ、信頼性への理解と作り込みの浅さが見られる。今後の物づくり国際化を考え、特に安全性・信頼性の作り込みを考えた物づくりに取り組めるようになる。
プログラム

1.製品に求められる品質と信頼性
 
(1).発明の歴史から品質・信頼性の希求点を知る

2.信頼性向上の着眼点
 
(1).最弱リンク理論からの信頼性向上策を考える
 (2).信頼性技術を生んだ発明は電子機器を熱と振動からの解放
 (3).安全と災害回避のポイント

3.品質・信頼性向上への作り込み
 
(1).信頼性作り込みのルーチン(七ステップ)
 (2).性能発揮と耐久性を支えた加工技術
 (3).構成材料の改良
    a.複合化で二律背反性の両立
     b.金属やガラスの特性改善
    c.材料対候性と高分解プラスチック
    d.金属純粋化とプラスチック相溶化の技術

4.自然の摂理を源流で盛り込む
 
(1).無手勝流の古典的手法(システム構成の工夫)
    a.シンンプル・イズ・ザ・ベストの追求
    b.”丈夫そうに見える”を狙う
 (2).ロバスト性を源流から盛込む

5.“見える化”による信頼性の作り込みと評価
 
(1).加速試験・非破壊検査・シミュレーション
 (2).PMとIOT(information of thigs)の融合
 (3).ビッグデータと統計の利用

6.品質保証への活かし方
 (1).LCAによる持続型社会への対応
 (2).理論と経験の融合による事業活動への展開
 (3).シーズとニーズの整合による市場先取り 

キーワード 信頼性 安全性 信頼性設計 加速試験 非破壊検査 初期故障  偶発故障 摩耗故障 故障モード 設計検証 FMEA DFM ワイブル解析 累積ハザード解析 故障解析 コスト
タグ 業務改善ソフト管理信頼性試験・故障解析
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
こちらのセミナーは受付を終了しました。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。
contact us contact us
各種お問い合わせは、お電話でも受け付けております。
03-5322-5888

営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日