なぜなぜ分析実践のポイントと本質的な問題解決への活かし方

〜QC的問題解決法、真のなぜなぜ分析の手法と問題の本質を見極める視点、問題解決への活かし方〜

  • なぜなぜ分析のコツとポイントを修得して、抜本的な問題解決へ役立てるための講座
  • 真のなぜなぜ分析の手法を体得し、問題発生を徹底的に未然防止しよう!

講師の言葉

 日本、世界においてこれまで問題解決法としてはQCストーリー(TQC)、PM分析法(TPM)、DMAIC(6σ)、5なぜ分析(トヨタ社)があり、6σ以外は基本的にはなぜなぜをして原因を明らかにしていく考え方です。しかし、リコール後のリコールが多い、またはリコールをして何年もたっても解決しないという記事が新聞でも時折報じられているのは、真の原因が分からないからです。
 本セミナーでは、なぜなぜ分析で真の原因を確実に見出す方法を示します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年10月07日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 品質・生産管理・ コスト・安全研究開発・商品開発・ ビジネススキル
受講対象者 ・各種生産現場で発生する問題解決を担当している方、責任部署長 ・製造、保全、安全、品質保証部門の方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・製造現場で発生するすべての問題を解決する方法
プログラム

1.相次ぐ製品不良とその事例
 
(1).企業の経営目標と改善活動・問題解決法の変遷
 (2).理想企業、理想工場実現活動TPC
 (3).理想企業、理想工場からほど遠い日本の製造業の現状
   a.コスト追求のあまり・・・・・
   b.ここ10年の製造業の火災・爆発事故
   c.相次ぐ製品不良
    ・製品不良の種類: 4種
    ・低体質製品不良
    ・低研究開発・設計製品不良 
    ・低製造技術製品不良
    ・低監査製品不良
    ・2014年、2015年のリコールとなった製品不良
    ・原因が分からず再発する製品不良: 問題解決が出来ない!!
   d.火災・爆発、製品不良がもたらす損害、損失
   e. 日本の製造業の2つの実施すべきこと

2.なぜ、原因が分からない?現在、製造現場で使われている主な問題解決法と原因分析の仕方
 
(1).問題解決法の構成
 (2).QC的問題解決法(TQC)
   a.QC的問題解決法の手順
   b.QCの道具
   c.QC的問題解決法のコンセプト
   d.QC的問題解決法事例: 浴槽成形不良
   e.QC的問題解決法に生ずる現象
   f.QC的問題解決法の問題点
   g.QC的問題解決法のさらなる問題点
   h.QC的問題解決法のまとめ
 (3).PM分析法(TPM)
   a.PM分析法とは
   b.PM分析法のステップ
   c.事例: 油圧ソレノイドバルブの不良
   d.PM分析法の長所と問題点
    ・長所
    ・問題点
    ・最大の問題点
 (4).5なぜ分析(JIT)
   a.5なぜ分析とは
   b.事例: 駆動チェーンの折損
   c.5なぜ分析法の問題点
 (5).QC、PM、5なぜ分析法のまとめ
 (6).6σ法
 (7).従来法の問題点
   a.真の原因が見出せない、無駄な改善と再発の繰り返し
   b.電気製品、自動車でのリコール後の再発事例

3.真のなぜなぜ分析の仕方
 (1).真のなぜなぜ分析とその仕方
   a.真のなぜなぜ分析とは
   b.真のなぜなぜ分析の為の4つの仕方
 (2).仕方1: 問題を起こしている現象の正確な把握
   a.現象を個別に整理する
   b.上位の現象(原因側)を対象にする
   c.現象の正確な記述⇒3WHE方式
   d.データの正確な測定と的確な整理
 (3).仕方2: 原因を出しやすくする2つの方法
   a.現象の物理的、化学的解釈
   b.正悪の法則
 (4).仕方3: 余分な“なぜなぜ”で無関係な原因を推測しないための方法で実施
   a. 2段階原因分析法
 (5).仕方4: 原因分析シート
 (6).事例
   a.ダイアフラムポンプの膜破れ
   b.薄円板研磨不良
   c.ヒューマンエラー

4.なぜなぜ分析と新問題解決法
 
(1).100%確実に問題を解決する10の鉄則となぜなぜ分析
   a.10の鉄則
 (2).新問題解決法MS1
   a.従来法の問題点
   b.MS1のコンセプト(考え方)
   c.新問題解決法MS1−1: 問題解決6段階法
   d.新問題解決法MS1−2: 生産状態量分析法(PSA法)
   e.PSA法のヒューマンエラーへの適用例
 (3).永続と発展のために

キーワード なぜなぜ分析 PM分析法 問題解決法 6σ法 ヒューマンエラー
タグ 統計・データ解析ヒューマンエラーヒューマンスキル安全教育問題解決・アイデア発想信頼性試験・故障解析品質管理
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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