〜 DR手法の体系、製品開発ステップとDRの計画、管理システムとフロー、発注者とのDR手順、DR実施効果の評価方法、新製品設計時チェックリスト(500項目)、各種事例 〜
- 実践で役立つDRの効果的な進め方を学び、最大限の効果(QCD)を得るための実用的なノウハウを習得しよう!
- 幅広い産業での指導実績を持つスペシャリストが実践の場で効果的にDRを活用するためのノウハウを伝授 (実務に役立つ、具体的なチェックリストも紹介します)
〜 DR手法の体系、製品開発ステップとDRの計画、管理システムとフロー、発注者とのDR手順、DR実施効果の評価方法、新製品設計時チェックリスト(500項目)、各種事例 〜
講師:工学博士(東京大学) 小野寺 勝重 氏
活動略歴:
・元 日立製作所
・日本信頼性学会 理事、監事
・IEC(国際電気標準会議) TC56(信頼性・保全性)委員
・日本信頼性学会理事、監事
・日本科学技術連盟:信頼性・保全性シンポジウム委員、信頼性講座の講師
・茨城大学、東京理科大学 非常勤講師 など
著書:「実践デザインレビュー手法」、「保全性設計技術」、「実践FMEA手法」、「実践FTA手法」、「FMEA手法と実践事例」、「保全支援計画と実践事例集」(いずれも日科技連出版社)
新製品の設計や製造工程には、多くの故障要因が潜在しています。デザインレビュー(DR)により、この故障要因を摘出して、新設計や新製造工程の改善を事前に行うことができます。
本講座では、受注製品のすべてを対象に、新製品や新製造工程を「新規性」と「事故時の影響度」によりクラス分けをした登録、管理システムを紹介します。更に、登録された製品のDR実施、管理として、計画の登録、DR実施と懸案事項などの対策管理などを行い、製品出荷条件として、すべての「懸案事項」が対策されたことを確認するシステムを紹介します。
デザインレビュー(DR)は、Q C D、すなわち新製品の「【Q】 品質」、「【C】 コスト (ライフサイクルコスト)」、「【D】 納期」などを各種専門家により審査、検討する会議です。我が国で行われているDR体系には、「フォーマルDR」、「開発移行審査承認・会議」、「発注者とのDR」などがあり、組織的に行われています。「フォーマルDR」は、主として新製品の品質」として、機能、性能、信頼性、保全性、安全性、操作性などを検討する会議です。 「開発移行審査・承認会議」は、主に規模の大きな製品について、開発の各段階で次の段階に移行するときに、QCDを確認し、問題点とその解決見当しなどを検討する会議です。「発注者とのDR」は、新製品開発に伴い、各種サブシステムなどを関連会社に発注した際に、それらの関連会社とのQCDについて検討する会議です。
開催日時 |
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開催場所 | 日本テクノセンター研修室 |
カテゴリー | 品質・生産管理・ コスト・安全 |
受講対象者 | ・製品の企画、設計、製造、建設、保守および保守サービス、品質保証などに関係する方で、信頼性、保全性、安全性などの問題点、改善点を摘出したい方 ・業種は問いませんが、自動車、鉄道、家電、半導体、各種機器・部品などの設計開発者、製造担当者、研究者、保守担当者の方。 |
予備知識 | ・特になし。 |
修得知識 | ・事例を通した講義によりデザインレビュー手法の実践ポイントが理解でき、実務にて、開発期間の短縮や社外事故発生の防止などを計ることができる。 ※ 産業界で広く活用されている講師の著書「実践デザインレビュー手法」(日科技連出版社)をテキストとし、当日配布致します。 |
プログラム |
1.デザインレビューと信頼性解析の必要性
(1) 信頼性保証プログラム:新製品設計、その製造工程には多くの故障要因が潜在している
(2) 信頼性解析手法の活用:FMEA、FTA
(3) DRの環境作り:トップによる推進、委員長の役割、専門家の役割
2.デザインレビューによる審査項目
(1).品質(Q)
(2).コスト(C)(ライフサイクルコスト:LCC)
(3).納期(D)
3.デザインレビュー手法の体系
(1).フォーマルデザインレビュー
(2).開発移行審査・承認会議
(3).発注者とのデザインレビュー
(4).図書類審査・承認会議
(5).インフォーマルデザインレビュー
4.新製品の開発ステップとデザインレビュー計画
(1).デザインレビューの環境作り:組織トップの熱意
(2).委員長の役割
(3).専門家の役割
5.デザインレビュー管理
(1).デザインレビュー実施フローと実施のコンピュータ管理
(2).新設計・設計変更管理システムと管理フローの例:新製品の登録
(3).デザインレビュー管理システムと管理フローの例:「月報」による実施状況管理
6.フォーマルデザインレビューと事例
(1).フォーマルデザインレビューの実施手順
(2).フォーマルデザインレビュー対象製品の例
(3).フォーマルデザインレビューのクラス分類
(4).フォーマルデザインレビューにおける出席委員の心掛け
(5).フォーマルデザインレビューの事例
7.開発移行審査・承認会議と事例
(1).開発フェーズごとの目的と移行基準の例
(2).開発移行審査・承認会議の体系の例
(3).事例
8 発注者とのデザインレビューと事例
(1).発注者とのデザインレビュー実施手順
(2).実施要領
(3).事例
9.図書類審査・承認会議と事例
(1).図書類審査・承認会議の実施手順
(2).事例
10.デザインレビュー実施効果の評価方法と事例
11.デザインレビュー資料
12.具体的な新製品設計チェックリスト
a. 設計一般のチェックリスト、b. 図面チェックリスト、c. 信頼性チェックリスト、
d. 保全性チェックリスト、e. 電気系の安全性チェックリスト、f. 電気部品のチェックリスト、
g. 電気回路のチェックリスト、h. 電気回路の構造設計チェックリスト、i. 制御盤、電源盤チェックリスト、 j. 回転機チェックリスト、k. 据付チェックリスト |
キーワード | |
タグ | 商品開発、信頼性試験・故障解析、品質管理、品質工学、FMEA・FTA・DRBFM |
受講料 |
一般 (1名):50,600円(税込)
同時複数申込の場合(1名):45,100円(税込) |
会場 |
日本テクノセンター研修室〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)- JR「新宿駅」西口から徒歩10分 - 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分 - 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分 電話番号 : 03-5322-5888 FAX : 03-5322-5666 |
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