超解像技術による画像・映像の 高精細・高解像度化の基礎と応用・例 〜デモ付〜

〜映像の精細化技術、再構成型超解像とのアルゴリズム、実機デモによる超解像処理技術〜        

ディジタル信号処理の基礎理論に基づいて超解像技術をしっかりと理解するための講座

ナイキスト周波数を超えて、実時間処理を可能とする最新の超解像技術を修得し、応用製品開発に活かそう!

講師の言葉

 画像の高画質化は常に求められる技術です。2000年以前は主として静止画が研究対象であったが、コンピュータの進歩とともに映像(動 画像)も研究対象となっています。“超解像”は代表的な高画質化技術であり、世界的にも多数の研究者が様々な研究成果を発表しています。
 画像や映像の技術者は超解像に興味を持たれる方も少なくないと思いますが、どこから学べば良いのかわからないという方もいらっし ゃるかもしれません。
 超解像技術をきちんと理解するためには、画像・映像のディジタル信号処理の基礎理論に基づいて学ぶ必要があります。
 本講座では、 画像の高解像度化の基礎から出発して、超解像に関する最新の研究成果までを紹介し、最後に、リアルタイムで映像の超解像処理が可能な最新装置のデモを行います。
 これまで実用化されてきた超解像は、原理的に超解像化能力には限界があり、ナイキスト周波数を越えることは困難です。
 講義ではその理由に言及し、実時間処理が可能であり、ナイキスト周波数を 越えることが可能な超解像技術を紹介します。
 デモでは、ハイビジョン-4Kアップコンバータにより生成したボケ画像に実時間で超解像処理を行います。ナイキスト周波数を越える高精細成分が生成されると映像がどれほど精細化するのかを確認頂けます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年07月10日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・超解像技術に興味のある方 ・超解像技術を使ってみたいと考える方 ・映像・画像関連技術者、放送局の技術者、監視カメラ関連技術者、医療関係映像技術者 ・監視カメラ、画像・映像修復、放送設備、内視鏡、ポスプロ、映画設備、高精細テレビなど  
予備知識 ・ディジタル画像に関する基礎知識のある方  
修得知識 ・超解像を含む画像の高解像度化、画像の尖鋭化に関する知識が得られます ・ボケ画像やボケ映像をきれいにするにはどうするのかが理解できます。 ・ディジタルフィルタの基礎がわかります ・アンシャープマスクに代表される従来型の高画質化技術と超解像技術の違いがわかります ・ナイキスト周波数を越える周波数成分が生成されると、画像がどの程度高精細化されるのかがわかります
プログラム

1.超解像とは何か

2.映像の精細化
  (1).エンハンサー
  (2).真の超解像技術とは
  (3).ナイキスト周波数を越えるとは
  (4).ナイキスト周波数を越えたと証明するには
  (5). 周波数空間における超解像

3.超解像技術
  (1).再構成型超解像
  (2).再構成型超解像のアルゴリズム
  (3).再構成型超解像の有効性と課題
  (4).動きベクトル検出の難しさ
  (5).Total Variation
  (6).Total Variation法の原理(数学モデル)
  (7).非線形処理による超解像
  (8).非線形処理による超解像の原理

4.超解像の映像への応用

5.実機によるデモ
 ・ハイビジョン-4Kアップコンバータによるボケ画像に実時間で超解像処理を行います
 ・ナイキスト周波数を越える高精細成分が生成されると映像がどれほど精細化するのかをご確認いただけます

キーワード 超解像 ナイキスト周波数 超解像のアルゴリズム 動きベクトル検出 高精細化         非線形信号処理         
タグ ディスプレイ画像画像処理
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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