技術者のモチベーション向上策と成果直結型プロジェクトの進め方 〜個別相談付〜

〜理念を軸にした組織活性化の進め方、「ブレークスループロジェクト」におけるモチベーション管理の進め方〜

・技術者にフォーカスした活性化のポイントについて最新のプロジェクト事例を通じて解説する講座

・「自律性」「有能感」「関係性」を充足させ、現場のモチベーションを向上させて、プロジェクトを成功させよう!

講師の言葉

毎年、多くの製造業が中期経営計画を立案し実行に移している。グローバル化が進む今日においては、海外市場も視野に含めてチャレンジングな戦略・計画を立案しているケースも多い。しかし、それらの進捗は果たして順調であろうか。
 もし順調でないとすれば、そこにはひとつの原因が考えられる。それは現場のモチベーションの低下という問題だ。戦略・計画は論理的には良いが、戦略実行の担い手である肝心の現場がイマイチ活性化していない。地頭は良く基本的に真面目な人材が多いのだが、どうも組織全体となると元気がない。そんな壁にぶつかっている製造業も少なくはないのではないだろうか。
 当セミナーでは、技術者の活性化のためのリーダーシップのポイントと成果直結型プロジェクトの進め方を紹介する。コンセプトは「組織の理念・ビジョン・目標と、個人の価値観・キャリアビジョンを重ねることによる『自律性』の欲求の充足」「プロジェクトにおける自己成長や創出した成果への他者からの評価による『有能感』の充足」「プロジェクトというコミュニティの形成による『関係性』の欲求の充足」の3つである。
特に研究開発部門の技術者にフォーカスした活性化のポイントについて、最新のプロジェクト事例を通じて紹介する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年08月11日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 研究開発・商品開発・ ビジネススキル
受講対象者 ・技術者のモチベーション低下に直面している研究開発部門の方 ・事業成果が出せる技術系ビジネスリーダーを育成したい方 ・継続的な事業結果を出せる組織体質をつくりたいと考える幹部、管理職の方 ・研究開発部門以外の経営企画部門、新事業開発部門、設計開発部門、技術営業部門、知財部門など戦略の実行、成果 に責任を持つ幹部、管理職の方 ・技術開発の取り組み意義について悩んでいる現場技術者の方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・技術者の活性化のためのリーダーシップのポイント ・成果直結型プロジェクトの進め方
プログラム

1.リーダーは「経営者」という認識をもち、組織メンバーをモチベートする
  (1). 今、現場技術者のモチベーション低下している製造業が多い 〜モチベーション低下のその原因のパターン〜
  (2). そもそも企業や組織とはなにか?
  (3). 企業は経済的成果だけなく、それを超えた目的をもつ
  (4). 財務成果・戦略成果に責任を負うリーダーは、「経営者」である
  (5). 成果創出のために組織メンバーの能力・行動を引き出す動機付けが必要
  (6). 働くことのモチベーションはどこから来るか? 〜3つの基本欲求「自律性」「関係性」「有能感」の充足〜

2.理念を軸にしたリーダーシップとは
  (1). 「経営者」は経営の「軸」を明文化し、一貫性をもって組織をリードしていく
  (2). 理念とは 〜技術者は何のために技術を開発するのか〜
  (3). 戦略やマネジメントにおける理念の位置づけ
  (4). 理念を軸にしたリーダーシップとは 〜変革機会の把握力、ビジョン構築力、価値共創、創発力、優先課題の突破力、加速度力、展開力〜
  (5). 組織の理念・ビジョンと組織メンバーのキャリアビジョンを重ねることによる「自律性」の欲求の充足

3.ポジティブ心理学によるリーダーシップとは
  (1). ポジティブ心理学とは
  (2). ポジティブな状態で「脳」は活性化される
  (3). 適切なストレッチ目標・ビジョンの設定により「フロー状態」をつくる
  (4). 人の「心」のつながりとしての業務プロセス
  (5). リーダーは「モチベーション・クリエーターになる」

4.理念を軸にした組織活性化の進め方
  (1). 理念を軸にした組織活性化の全体像 〜対話による理念浸透〜
  (2). 理念を軸にした組織活性化の基本ステップ
     a.ステップ1.企業エピソードの作成と今後継承すべきDNAの抽出
     b.ステップ2.外部・内部環境分析と今後追加すべきDNAの作成
     c.ステップ3.DNA・理念・ビジョンの再定義
     d.ステップ4.DNA・理念・ビジョンの浸透PJの企画、実施
     e.ステップ5.理念・ビジョン・戦略をベースにした各組織の課題の再設定と「ブレークスルーゴール」の検討
     f.ステップ6.各組織における「ブレークスループロジェクト」の実施

5.「ブレークスループロジェクト」におけるモチベーション管理の進め方〜連続的な成果を通じた人材の意識と組織文化の変革〜
  (1). なぜ大きなプロジェクトは失敗するのか?
  (2). プロジェクトという「コミュニティの形成」による組織メンバーの「関係性」の欲求の充足
  (3). ブレークスループロジェクトの【スタート〜30日】のポイント
  (4). ブレークスループロジェクトの【30日〜60日】のポイント
  (5). ブレークスループロジェクトの【60日〜90日】のポイント

6.事例研究:研究開発部門における「ブレークスループロジェクト」の実施・モチベーション管理事例

7.質疑応答・ディスカッション

*希望者との個別相談

キーワード モチベーション 活性化 理念 ビジョン 自律性 自己成長 有能感 関係性 創発力 リーダー ポジティブ心理学 ブレk−クスループロジェクト
タグ モチベーション・コミュニケーション経営・マネジメント
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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