光のデザイン − 用途や目的、環境に合わせた光の設計と空間照明デザインの方法と応用 −

〜光の特性、視覚と目の機能、照明光による雰囲気、好ましく見せる光、目の機能を補完する光〜

・光の質に精通し、適切に運用するスキルを修得するための講座

・光の物性のみならず、目の機能や人に与える心理なども包括した照明設計技術を学び、目的や環境に適合した照明環境に応用しよう!

講師の言葉

発光ダイオード(LED)の普及が進むにつれ、照明の業界は大きく変化しています。従来は光源(ランプ)と器具で機能と作り手が分かれていました。しかしLEDを光源として使用するようになると、多くの場合、光源部(LED)と器具が一体化するようになってきたのです。これは、従前は器具のみを設計・製作する立場であった人(事業者)も、光の質に精通し適切に運用するスキルが必要になったことを意味します。
 光は、人間が視作業を行うために必要不可欠の要素です。光の状態によっては見えやすさを左右したり、その空間に滞在する間の心理状態に変化をもたらします。また、作業性や安全性に影響を及ぼすこともあります。
 光の物性のみならず、目の機能や心理、デザインも包括的に運用して、用途や目的、環境に合わせた光の質とはどのようなものか、そしてそれを設計するとはどういうことなのか、その考え方と照明環境の作り方について学びます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年07月31日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・照明メーカーの研究開発者、商品企画担当者の方 ・LEDや有機ELの研究開発担当者の方
予備知識 ・特にないが、できれば物理学の基礎知識があることが望ましい
修得知識 ・照明理論の基礎とそれぞれの要件を包括的に運用する考え方 ・目的や目の機能にあわせた光の設計 ・照明環境に落としこむ空間照明デザインの方法
プログラム

1.光の特性
  (1). 光とは何か
  (2). 可視光と紫外線/赤外線
  (3). 光の働き
  (4). 測光量と単位
  (5). 配光

2.光と色彩
  (1). 発色状態による色の分
  (2). 色の表し方
  (3). 分光分布
  (4). 色温度
  (5). 演色性

3.視覚と目の機能
  (1). 目の構造と働き
  (2). 標準分光視感効率
  (3). 順応
  (4). グレア
  (5). 老化と光

4.光と心理
  (1). 色知覚のメカニズム
  (2). 照明光による雰囲気
  (3). 光の状態と心理

5.光と身体
  (1). サーカディアンリズム
  (2). ブルーライト

6.光を目的にあわせて設計するということ
  (1). 用途や目的に合せて光を設計するという考え方
  (2). 照射物を好ましく見せる光
  (3). 目の機能を補完する光

7.目的や目の機能にあわせた空間照明デザイン
   ・ケーススタディ

キーワード 照明 LED 有機EL 配光 色彩 グレア 色知覚 サーカディアンリズム ブルーライト 
タグ デザイン感性・脳科学・認知工学色彩工学光学LED・有機EL・照明
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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