リードタイム短縮、手戻り発生を抑える設計技術と品質向上への応用

〜フロントローディング設計と設計思考展開による期間短縮とコスト削減事例〜

  • 開発期間短縮やコスト削減に役立てるための講座
  • フロントローディング設計や設計思考展開を学び、手戻り、品質問題を起こさない設計開発を実現しよう!

講師の言葉

 私の設計目標は、「少なくとも対象製品の売り上げは倍増、製品毎の粗利5倍増が実現できること」です。このためにはまず、確実に売れて稼げる商品企画が必須であり、一切の滞りを生じさせない製品開発・量産立上げも必須となります。開発納期を優先した、やっつけ仕事でお茶を濁そうとした場合には、基本設計との齟齬が生じて、開発途上における手戻り後戻りが頻発することになります。その結果、量産突入後も問題を垂れ流し、市場出荷後もクレームを出しまくる、製品開発で終わることになってしまいます。
 FS(フィジビリティースタディー)、フロントローディング設計、技術の棚卸し、人材の棚卸し、設計思考展開などの様々な手法を提唱して、これまで取り組んできた事業改革、商品開発改革、設計改革への取組の概要とその成果についてお話し致します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年07月27日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・製造業において事業改革、製品開発、商品開発、設計、ものづくり等に携わる責任者やスタッフ ・製品開発部署の責任者から中堅設計者、および技術管理責任者、スタッフ
予備知識 ・特に必要としません
修得知識 ・製造業における事業改革、製品開発、商品開発、設計、ものづくり等への取り組み方や考え方 ・設計のリードタイムが減り、設計ミスおよび手戻り改善をもたらす
プログラム

1.リードタイム短縮、手戻り発生を抑える設計
 (1).設計実現への三つの施策
   a.フロントローディング設計
   b.部分コンカレントから全社コンカレント開発へ
   c.暗黙知をも体系化する高度ナレッジ改革
 (2).設計態勢を確立するためには
   a.フロントローディング設計に必須な3つのアプローチ
   b.着手時点までの技術の蓄積差で成果を得られる期間が決まる
 (3).全社コンカレント開発態勢も必須
   a.組織の壁を打ち破るにはクロスファンクションチームによる開発を
   b.全社員の意識改革が伴わないと頓挫するコンカレント開発
 (4).全ての取組に役に立つDPD(設計思考展開)
   a.DPD(設計思考展開)とは何か

2.品質向上へのつなげ方
 
(1).暗黙知をも体系化する高度ナレッジ改革
 (2).ベテラン技術者が持つ暗黙値の引き出し方は
 (3).システム先行では巧く行かないナレッジシステムの構築

3.開発期間の短縮、コスト削減のための設計改革
 
(1).取組の成果と取組の概要
 (2).開発期間1/3、開発総費用1/3の具体事例
 (3).期間短縮・コスト削減への事例
 (4).製品開発最短化は、徹底した全社員の意識改革から生まれる
 (5).外れのない設計改革に必須な“現状診断”
   a.自らの現状を公平・冷静に知ることが全ての始まり
   b.現状診断の概要とその内容
 (6).それぞれの文化に配慮した無理のない改革計画で
   a.改革実行計画作りには最低3ヶ月掛かる
   b.文化には配慮はするが柵は断ち切れ
 (7).フロントローディング開発の成否はFSで決まる
   a.FS(フィジビリテースタディー)とは何か
   b.技術の棚卸しとは
   c.人材の棚卸しとは

キーワード リードタイム短縮 設計 フロントローディング設計 フィジビリテースタディー 暗黙知
タグ コストダウン技術経営品質管理品質工学設計・製図・CAD電気電子機器
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
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