• 2015年04月14日(火) 10:30 ～ 17:30

１．破面解析とは
　　（１）．破面解析の重要性
　　（２）．破面解析で解ること

２．破面マクロ観察
　　（１）．マクロ観察で推定できる項目と着眼点
　　（２）．マクロ観察での破損原因推定（疲労破壊・応力腐食割れ・水素脆性など判定）
　　（３）．マクロ的な破面の模様の解説と読み取り方（ラチェット模様・ビーチマーク・放射状模様など）

３．金属の代表的な破壊
　　（１）． 延性破壊とディンプル破面の見方
　　（２）． 脆性破壊のマクロ的特徴とミクロ的様相
　　（３）． 疲労破壊の解説とストライエーション形成機構
　　（４）． 疲労破壊実例の紹介
　　（５）． 疲労破壊に影響をおよぼす項目
　　（６）． 応力腐食割れの破面およびき裂の断面形状
　　（７）． 水素誘起割れ（遅れ破壊）破面観察と破壊様相
　　（８）． その他破壊機構の紹介（液体金属脆性割れ・焼き割れ・脱亜鉛腐食）

４．破面観察の手順と方法
　　（１）． 破面観察手順
　　（２）． 破面観察方法
　　　　ａ．き裂位置の確認
　　　　ｂ．破面試料の採取方法
　　　　ｃ．破面洗浄方法
　　　　ｄ．観察機器の紹介
　　（３）． 疲労破面の応力および繰返し数推定方法

５．破損原因調査事例紹介
　　（１）． ドラム軸の疲労破壊
　　（２）． 大型ステンレス回転軸の疲労破壊
　　（３）． 鋼製軸溶接の疲労破壊
　　（４）． ばね座金の水素脆性
　　（５）． コイルばねの疲労破壊
　　（６）． 転造ボルトの疲労破壊
　　（７）． 送風機回転翼の疲労破壊
　　（８）． ナックルの疲労破壊
　　（９）． ステンレス管の応力腐食割れ
　　（１０）． ステンレス配管鋳物品の鋳造欠陥
　　（１１）． 低合金ボルトの水素脆性
　　（１２）． ギヤシャフトの疲労破壊
　　（１３）． 大型シャフトのフレッティング疲労破壊

日本テクノセンター研修室