改正薬事法による医薬品医療機器等法に対応したソフトウェア開発とそのポイント ~演習付~

〜規格の要求事項、プロセス対応方法、妥当性確認、適合状況とその示し方〜

  • 医療機器に搭載するソフトウェアまたは単独で医療機器となるソフトウェアの国際規格適応のポイントを学ぶ講座!
  • IEC 62304:2006や60601−1:2005を理解し、医療機器開発やデジタルヘルス参入に活かそう!

講師の言葉

 世界各国において医療機器に搭載するソフトウェアまたは単独で医療機器となるソフトウェアは、国際規格への適合が求められてきています。その中でも特に、IEC 60601−1:2005 箇条14 プログラマブル医用電子システム と IEC 62304:2006 医療機器ソフトウェア−ソフトウェアライフサイクルプロセス への適合が重要視されています。この動きは海外だけではなく、2014年11月25日施行の改正薬事法すなわち「医薬品医療機器等法」に伴い、国内で販売する医療機器および医療用ソフトウェアにも及んできています。
 医療用ソフトウェアがこれら規格へ適合するためには、リスクマネジメントや開発計画を手始めとして、プロジェクトの初期段階からの品質作り込みと文書化が欠かせません。
 本講義では医療用のソフトウェアを開発する医療機器製造業者やサプライヤ及び,今後医療機器ソフトウェアの開発に参入したいと考えている企業のソフトウェア技術者及び品質保証担当へこれらの規格が何を要求しているのか、そしてどうすればこれらの規格に適合できるのかについて講義します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年04月09日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・医療用ソフトウェア開発・医療機器製造に携わる、品質保証担当、開発リーダーおよび、ソフトウェア技術者 ・医療用ソフトウェアを開発に参入したいと考えられている方
予備知識 ソフトウェア開発プロセスに関する一般的知識
修得知識 ・IEC 62304:2006 の要求事項の理解 ・IEC 60601-1:2005 箇条14の要求事項の理解 ・医療機器ソフトウェア妥当性確認の理解
プログラム

1. 医療機器ソフトウェアの規制状況
  (1). これまでの医療機器ソフトウェアの規制や要求
  (2). 医療機器ソフトウェア規制に対する各国の規制状況
  (3). これからの医療機器ソフトウェアへの規制や要求

2. ソフトウェア開発プロセスの対応
  (1). ソフトウェア開発ライフサイクルの概要
    a. IEC 60601-1 箇条14 の要求事項
    b. IEC 62304 の要求事項
  (2). 医療機器ソフトウェアのリスクマネジメント
  (3). SOUP(市販ソフトウェア等)の扱い
  (4). ソフトウェア構成管理
  (5). ソフトウェア変更管理

3. ソフトウェア妥当性確認
  (1). 検証と妥当性確認の関係
  (2). ソフトウェアの妥当性確認要求
  (3). 文書化要求事項

4. 規格要求への適合方法の示し方
 ※プログラム中で以下のテーマについて演習(議論)します。
  (1). リコール事例から、ソフトウェア妥当性確認を検討する
  (2). 文書作成(規格適合に向け)と、ソフトウェア品質構築との関係を議論する

キーワード 医療機器ソフトウェア 構成管理 変更管理 文書化要求事項
タグ ソフト管理ソフト品質ソフト教育組み込みソフト医療機器
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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