信頼性技術の基礎と信頼性改善・未然防止への応用 〜演習付〜

〜信頼性改善のキーポイント、信頼性指標の計算、ワイブル解析〜 

・実務で活躍した講師が信頼性技術について体系的かつ現場で役立つよう指導する講座
・故障発生の要因からFMEA、フェールセーフなどの信頼性の基礎、信頼性改善の実現に向けた部門協業、コミュニケーション等についても詳解!
・「良くて当たり前」とされる信頼性技術を確実に習得し、自社製品の品質向上を実現しよう!

講師の言葉

 信頼性はCS(Customer Satisfaction)、および品質ロスコストと強い関係があります。さらに、部品の共通化に伴い、ひとつの故障が及ぼす影響の範囲が急激に拡大し、経営の土台を揺るがすケースも見られるように、信頼性は経営と密接につながっています。
 信頼性は良くて当たり前と言われますが、現実には開発段階や市場で様々な故障が経験されます。では、何故故障が発生するのでしょうか、これをひも解くと、信頼性や品質管理に基づく設計品質、組立品質、部品品質の作りこみの他に部門協業やコミュニケーションの要因も絡むことがわかります。
 本講義では、上述した内容を明らかにした後で、信頼性の基礎技術を紹介し、これらが信頼性の改善にどう役に立つのかを学習していきます。この学習を通して、信頼性改善のキーポイント、信頼性指標の計算、ワイブル解析、が習得できます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年02月25日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・部品や製品の信頼性を改善したいと考えている設計者、品質保証担当者、マネージャー ・信頼性の基礎を学びたい、あるいは再学習したいと考えている設計者、品質保証担当者、マネージャー
予備知識 ・予備知識はとくに必要ありませんが、信頼性を改善したいという問題意識の強い方、さらに電卓で対数の計算ができる方が望ましい
修得知識 ・信頼性全体の基礎知識が習得できる。 ・種々の信頼性指標の計算ができる。 ・信頼性データ解析の代表であるワイブル解析ができる。 ・信頼性改善のキーポイントを習得できる。 ※演習を行いますので、関数電卓をご持参下さい
プログラム

1. 信頼性は何に影響するのか
  (1). 信頼性と品質
  (2). 信頼性とCS(Customer Satisfaction)
  (3). 信頼性と品質ロスコスト

2. 何故、故障が発生するのか
  (1). 初期/偶発/摩耗
  (2). 故障モードと故障メカニズム
  (3). 設計/部品/組立毎の故障の要因
  (4). 「想定外」の問題
  (5). 設計検証と妥当性確認

3. 問題解決から未然防止へ
  (1). 「問題」の定義
  (2). 問題解決とQCストーリー
  (3). 再発防止
  (4). 未然防止

4. 信頼性の基礎
  (1). 信頼性指標の定義
  (2). FMEA
  (3). フェールセーフ
  (4). DFM(Design for manufacturing)
  (5). 信頼性管理
  (6). 信頼度予測モデル
     a. ストレス・強度モデル
     b. アレニウスモデル
     c. マイナー則
  (7). ワイブル解析/累積ハザード解析
  (8). 故障解析

5. 信頼性改善の実現に向けて
  (1). コミュニケーション
  (2). 戦略的に部門協業
  (3). SDCAとPDCA

キーワード 信頼性 初期故障 偶発故障 摩耗故障 故障モード 設計検証 FMEA DFM 信頼性管理 信頼度予測モデル  ワイブル解析 累積ハザード解析 故障解析 品質ロスコスト フェールセーフ QCストーリー
タグ 信頼性試験・故障解析品質管理CS
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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