人間の認知・感性・ストレスの計測・評価とそれを活かした魅力的な製品開発への応用

〜 魅力的な製品づくりに繋がる人間の機能と特性、人間データの採り方、人間の認知機能・感性・ストレスの測定と評価 〜

分かりやすく、親しみや満足感、安心さなどのメンタル面での価値を備えた製品づくりのための講座

認知、感性、ストレスに関する人間データの取得方法や測定・評価手法を修得し、消費者の購入意欲を高める魅力的な製品づくりに活かそう!

講師の言葉

 超高齢社会の到来やユニバーサルデザイン思想の浸透、そして安全安心に対する意識の高まりを背景に、使いやすく健康で安全なモノづくりが追及されてきました。その結果、体のサイズにフィットした、筋力を必要としない、見やすい、扱いやすい、安全性が高いなどと形容される製品が次々に登場しています。しかし、そうしたヒトと製品との物理的な関係に優れたインタフェースを備えた製品づくりは当たり前になり、それだけで消費者の購入意欲を高めるわけにはいかなくなりつつあります。
 すなわち、分かりやすく、親しみや満足感を抱ける、安心さを感じさせる、そんなメンタル面での価値も備えたより魅力的な製品づくりが次に求められています。それを実現するために考慮しておかなければならない人間要素のキーワードとして、認知、感性、ストレスがあります。
 このセミナーでは、これらの人間要素に焦点を絞り、その理解と計測・評価の手法、そしてそれらを魅力的な製品づくりにつなげていくためのプロセスや考え方を人間工学の立場から解説いたします。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年01月08日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・製品企画、開発、デザイン、評価部門等の担当者、技術者、デザイナーなど ・情報機器、家電、機械、自動車、文具、工具、玩具、家具そのほか関連企業の方
予備知識 ・特に必要ありません。セミナーの中で初歩から解説していきます
修得知識 ・魅力的なモノづくりのために必要となる基本的な考え方と進め方 ・認知、感性、ストレスに関する人間データの取得方法や測定・評価手法
プログラム

1.魅力的な製品づくりのためのキーワード−認知、感性、ストレス
  (1).本論に先立ついくつかの事例
  (2).製品に反映すべき人間の特性
  (3).人間工学の視点

2.魅力的な製品づくりに繋がる人間の機能とその特性
  (1).認知特性に基づく分かりやすいデザイン
  (2).感性に基づく満足感のあるデザイン
  (3).ストレスと快適性デザイン

3.人間データの引用方法と翻訳方法
  (1).調査の手法
  (2).データの採り方
  (3).データを設計値に落とし込む

4.人間の測り方
  (1).認知機能の測定と評価
  (2).感性の測定と評価
  (3).ストレスの測定と評価

5.魅力的な設計に関する今後の動向と課題
  (1).人間データベース、ガイドラインの整備
  (2).人材の育成
  (3).人間中心のモノづくりに内在する矛盾

キーワード 認知 感性 ストレス 人間工学 人間データベース インタフェース メンタル
タグ 商品開発感性・脳科学・認知工学生理・官能検査生体工学使いやすさ・ユーザビリティ
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
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