最新音響技術の基礎とサウンドデザインへの応用〜デモ付〜

〜 音響技術の基礎、騒音の快音化、3次元音像再生システム・極小領域オーディオスポットなどサウンドデザインへの応用 〜

  • 騒音抑圧・雑音除去・残響除去などの音響技術の基礎を学び、快音化やサウンドデザインに活かすための講座
  • 最先端音響技術の基礎を修得し、騒音の抑制やサウンドデザインへ役立てよう!

講師の言葉

 音響システムは、音楽や音声を周囲に伝えることを主眼に、これまでさまざまな機関で開発が進められてきたが、少し視点を変えると、さまざまな商品開発において、大きな付加価値をもたらす可能性を秘めていることに気づく。
 たとえば、騒音抑圧や音のスポットライトなど、それぞれの社会ニーズに合わせて音響システムを役割にあわせて応用することもできる。近年、コンピュータの進化に伴い、リアルタイムで多チャンネルAD-DA変換が行える時代となり、デジタル技術を活用した音響システムの性能が画期的に向上した。その結果、さまざまな形態での音響システムが提案され、新しい時代を迎えつつある。
 本講演では、そうした音響システムの可能性を追求し、サウンドデザインの観点から社会における音の役割や可能性について説明する。特にビデオ映像やデモ音声を中心に受講者にも音が見える(音を体験できる)形で講演する予定である。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年02月24日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・電気・電子系、機械系、情報系の技術者・開発設計担当者 ・特に、音響システムの活用を検討している技術者・開発設計担当者
予備知識 ・工学(中でも信号処理)の基礎にある程度の予備知識があると受講理解度が向上します
修得知識 ・音響システムに関する基礎から最先端の技術までを修得可能 ・特に社会の中で音響システムがどのように活用されているのか幅広い知識を修得可能
プログラム

1.音の基礎
 
(1).音波の特徴 
 (2).聴覚の特徴

2.音の収録と再生
 
(1).マイクロホンの仕組みと収録技術
 (2).スピーカの仕組みと再生技術

3.音響技術の基礎
 
(1).雑音除去:スペクトル減算
 (2).残響除去:エコーキャンセラ、逆フィルタ 
 (3).遠方音受音:マイクロホンアレー、音源位置推定
 (4).騒音抑圧:アクティブノイズコントロール、聴覚マスキング
 (5).立体音響:HRTF、トランスオーラル
 (6).超指向性スピーカ:超音波技術を利用した超指向性スピーカ

4.最先端音響技術およびサウンドデザイン応用技術の紹介 
 
(1).低ひずみスペクトル減算法による雑音除去
 (2).聴覚マスキングに基づく騒音の快音化(不快感低減) 
 (3).音響サーベランスシステムによる音の見守り支援
 (4).サラウンドチェアーによる次世代立体音響システム
 (5).超音波スピーカを用いた3次元音像再生システム(音像プラネタリウム)
 (6).空間のある1点にだけ音を伝える極小領域オーディオスポット

5.まとめと今後の展望

キーワード 音 音波 音響 雑音除去 スペクトル減算 残響除去 アクティブノイズコントロール   聴覚マスキング 超指向性スピーカ サウンドデザイン 音響サーベランスシステム
タグ 信号処理デザイン音声処理感性・脳科学・認知工学使いやすさ・ユーザビリティ回路設計振動・騒音電気
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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