国際規格ISO 24620-4を活用した、わかりやすい「日本語ライティング」実践講座 【弊社研修室またはオンライン】

~ 心の中の情報の論理的で適切な整理、誤読されにくい正しい日本語、ISO 24620-4のライティングルール ~

・他の言語でも適用可能な文章作成のための基本的なライティングルールを修得し、実務で応用するための講座
・どの言語にでも翻訳しやすい、簡潔で、わかりやすい日本語の書き方を修得し、世界に通用する文章作成に応用しよう!

※本セミナーは弊社研修室で対面にて実施しますが、オンラインでご受講いただくことも可能です。
オンラインでのご受講をご希望の場合は、お申込時に[通信欄]に『オンライン受講を希望』とご記入ください。

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講師の言葉

 日本語と英語は、文法や使用する語彙など、大きく異なっています。しかし、視点を変えてみると、文法や表記法は互いに似通っているものが多数あるのも事実です。これは不思議なことではありません。人間が自分の考えを言葉として発露する前に、心の中でその概念を形作る過程は共通しているからです(これを認知言語学者のSteven PinkerはMentalese[心的言語]と呼んでいます)。この共通したところを取り出して、ライティングルールを作ると、そのライティングルールは、英語やその他の言語にも共通したものになります。つまり、そのライティングルールを使えば、言語共通の、簡潔で、わかりやすい文が書けるわけです。
 そのライティングルールをまとめたものが、ISO 24620-4:2023 Part 4:Basic principles and methodology for stylistic guidelines(BSG)です。このISO 24620-4は、講師が開発した国際規格です。このISO 24620-4に日本語の要素を補って、日本文ライティングの国際規格を完成させました。この国際規格を(日本語で)学ぶことで、どの言語にでも翻訳しやすい、簡潔で、わかりやすい日本語を書けるようになります。また、英語が苦手な人でも、ISO 24620-4で書いた文を、日英/英日双方向のMT(機械翻訳)を介して世界中の読者にわかりやすく発信することができるようになります。
 このセミナーでは、以下のプログラムに沿って、簡潔で、わかりやすい日本文を書くことを目指します。
1.心の中の情報を論理的に適切に整理する
2.文法的にも誤りが無く、誤読されにくい正しい日本語を書けるようにする
3.国際規格のISO 24620-4:2023の全ルールを駆使して、完璧な日本文を仕上げる

※本セミナーは弊社研修室で対面にて実施しますが、オンラインでご受講いただくことも可能です。
オンラインでのご受講をご希望の場合は、お申込時に[通信欄]に『オンライン受講を希望』とご記入ください。

セミナー詳細

開催日時
  • 2026年03月16日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 研究開発・商品開発・ ビジネススキル
受講対象者 ・簡潔で、わかりやすいビジネス文を書けるようになりたい方
・ビジネスドキュメントに関わるすべての方
・海外の方とビジネスコミュニケーションを行なう方
・開発担当者、営業担当者、広告担当者、マニュアル制作担当者、品質管理者などすべての部門の方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・簡潔で、わかりやすい日本文の書き方を修得することができます
・説得力のある、簡潔で、わかりやすいメールやレポート、マニュアルが書けるようになる
・世界に発信できる、つまり世界で通用する(日本)文が書けるようになる
プログラム

1.心の中の情報を論理的に適切に整理する -言語に共通して必要なこと
  (1).対象読者層を特定する(ペルソナ)
  (2).ダイクシス(直示)に注意する:一定した視点で書く
  (3).トピックライティングとタスクライティングを書き分ける
  (4).必須情報と付随情報を分ける
  (5).説明する順序に注意する
  (6).パラレリズムを活用する
  (7).箇条書きを活用する

2.文法的にも誤りが無く、誤読されにくい正しい日本語を書けるようにする
  (1).品詞-日本語文法と表記ルール
  (2).漢字とかなの書き分け 書き分けのルールを知る → 対象ごとに書き分ける
  (3).送り仮名の付け方
  (4).常用漢字表
  (5).漢字変換ミスをしやすい表記
  (6).その他
    a.行為は動詞で表現する
    b.専門用語を使用しない
    c.和製英語(カタカナ語)に注意する
    d.適切なメタファーを利用する

3.ISO 24620-4:2023 Part4:Basic principles and methodology for stylistic guidelines(BSG)の全ルールを駆使して、完璧な日本文を仕上げる -日本文を簡潔で、わかりやすいものにする
  (1).文の長さ:[ルール例]必須情報と付随情報を分ける。必須情報は先出しする
  (2).パラグラフ:[ルール例]既存情報から新規情報へ
  (3).構文:[ルール例]名詞中心の表現(名詞+行なう)は、サ変動詞を使って言い換える
  (4).修飾:[ルール例]主語と動詞の間に長い修飾語を挟まない
  (5).用語:[ルール例]動詞を適切に使い分ける(和語と漢語)
  (6).その他:[ルール例]肯定文と否定文を書き分ける-できる限り肯定文を使う

*人は、自分の考えを言葉として表す前に、心の中でその概念を形作ります(これは言葉になる前の段階のもので、認知言語学者のSteven PinkerはMentalese[心的言語]と呼んでいます)。したがって、日本文として仕上げる前に、読者を納得させる情報を論理的に構築する必要があります。この工程が無ければ、読者を納得させることが難しくなります。そして、その後、文法的にも誤りが無く、誤読されにくい適切な日本語を書けるようにします。最後に、国際規格のISO 24620-4:2023を駆使して完璧な日本文を書き上げます。

キーワード ペルソナ ダイクシス トピックライティング タスクライティング パラレリズム メタファー パラグラフ 構文 修飾 用語
タグ 企画書・提案書教育人事人材育成文章の書き方
受講料 一般 (1名):51,700円(税込)
同時複数申込の場合(1名):46,200円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
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