アキシャルギャップモータの基礎と小型化・高性能化技術および設計のポイント <オンラインセミナー>
~ アキシャルギャップモータ(AGM)の基本構造、産業/自動車用AGMの開発事例と高性能化技術、さらなる高性能化を目指した最新技術、設計時の注意点と勘所 ~
・豊富な開発事例に基づくアキシャルギャップモータの高性能化技術を修得し、PMモータの高付加価値化やシステム全体の小型化を実現するための講座
・アキシャルギャップモータの基礎から高効率、高出力密度、省スペースを実現する材料・構造の開発とモータ設計のノウハウまでを修得し、産業機器やロボットなど様々な製品の開発に応用しよう!
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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
講師の言葉
近年、永久磁石同期モータ(PMSM)は小型・高効率特性を実現できることから、様々な用途に使用されております。一方で、PMSMの普及に伴い、モータ単体のみならずモータを組込んだシステム全体での高付加価値化が求められるなど、要求がより高度化しています。高付加価値化の一例として、モータを扁平な構造にすることでスペースを有効活用し、システム全体を小型化することがあります。そこで、扁平な構造において高い性能を実現できる構造としてアキシャルギャップモータが注目を集めており、近年は需要が拡大しております。
本セミナーでは、アキシャルギャップモータの構造や材料に焦点をあてて、基礎から様々な開発事例、近年の技術動向等について紹介いたします。
セミナー詳細
| 開催日時 |
- 2026年03月17日(火) 10:00 ~ 17:00
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| 開催場所 |
オンラインセミナー |
| カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備 |
| 受講対象者 |
・これからアキシャルギャップモータの開発に携わる方
・開発のご経験をお持ちで、他の開発事例や最新技術動向を学びたい方
・産業機械、ロボット、モビリティ、家電、航空宇宙、医療・福祉、エネルギーなどの分野で研究開発に携わる技術者や研究者の方
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| 予備知識 |
・基礎的な知識から入るため特に必要な予備知識はありません |
| 修得知識 |
・アキシャルギャップモータの各構造の特徴(長所、短所など)
・ラジアルギャップモータとの違い
・扁平率に対する考え方と特性変化
・高性能化(高効率化・高出力密度化・低コスト化)のための設計
・多様な開発事例を交えた近年の技術動向
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| プログラム |
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1.アキシャルギャップモータ(AGM)の基礎
(1).構造別分類、使用材料
(2).扁平形状での優位性
・システムの小型化、コストの低減
2.産業用途におけるモータの小型・高効率化
(1).磁石材料が特性に及ぼす影響
・産業用AGMにおける高速重負荷領域の高効率化
(2).アキシャルギャップモータの熱特性観点のメリット
3.自動車駆動用途における高性能化技術
(1).低コスト化と高性能化の両立のための開発事例
・市販のラジアルギャップモータと同等以上の性能を実現
(2).インバータ駆動時のアキシャルギャップモータの優位性
・損失低減、効率低下の抑制
4.さらなる高性能化のための最新技術
(1).圧粉磁心の開発方針
(2).圧粉磁心の一体成型技術
・トルクの向上、トルクリプルの低減、回転子損失の低減
(3).超扁平型のアキシャルギャップモータの事例
・製造性向上、機械応力改善
5.アキシャルギャップモータ設計時の注意点と勘所
(1).性能の観点から見たポイント
・扁平型の優位性、過電流への対策、集中巻きの採用
(2).製造の観点から見たポイント
・シャフトと回転子円盤の締結、軸方向電磁力への対策
※各小項目はポイントの一部です。受講される方の関心に合わせて内容を調整します
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| キーワード |
アキシャル型モータ ラジアルギャップ RGM 扁平型モータ 直接駆動 サービスロボット 静音性 軽薄化 電気自動車 産業用ロボット 航空機 永久磁石 |
| タグ |
モータ、ロボット、電子機器 |
| 受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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| 会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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