正しく伝えるための情報の整理、構造化手法と図解による可視化技術の企画書、提案書、プレゼン、技術文書への応用 <オンラインセミナー>

~ 図解で情報を可視化することの機能と効果、図解による企画・提案・プレゼンの表現力・説得力の高め方と生産性向上策 ~

・複雑な情報を構造化し、的確に表現する方法を実践的に修得し、相手に正確に伝わる資料作成実務に応用するための講座

・伝えたい情報を図解で構造化して分かりやすく表現する方法や企画・提案・プレゼンの効果と知的生産性を高める方法を修得し、実践で活かそう!

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講師の言葉

 技術者にとって、本当に難しいのは「技術」そのものではありません。むしろ、技術の素人である顧客や上司、他部門のメンバーに 自分の考えを正しく伝えることに頭を悩ませる場面が多いのではないでしょうか。言葉だけでは伝わりきらない内容も、図にして示すと一瞬で理解されます。図を描くことは、単なる表現技術ではなく、思考を整理し、相手と合意形成を進めるための武器になるのです。
 この講座では、技術者が日常の業務で直面する
 ・要求や仕様を、整理してまとめる
 ・複雑な仕組みをわかりやすく説明する
 ・説得力のある企画書・提案書を作成する
 ・関係者で同じイメージを頭に浮かべ合意形成する
といった場面で活用できる「図解で思考し表現する技術」を実践的に学びます。「伝わらない」を「伝わる」に変える体験を、ぜひこの講座で味わってください。
 今回お伝えする図解の技術は、一般的な図解パターンに当てはめるだけでなく、思考を言葉にして組み合わせて論理を担保したモジュール(図解の部品)にして、そのモジュール同士を組み合わせることで複雑な情報も図解できる技法です。

セミナー詳細

開催日時
  • 2026年01月05日(月) 10:00 ~ 17:00
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー研究開発・商品開発・ ビジネススキル
受講対象者 ・技術の素人にも「なるほど!」と納得される 企画・提案・プレゼン資料を仕上げたい方
・発想を広げ、まとめ、伝えるための「共通言語」として図解を使いたい方
・情報が多く複雑な仕事での情報の整理、関係者との合意形成に悩んでいる方
・ノウハウや研究成果を図解して、未来に活かす蓄積をしたい方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・複雑な情報を図解で分かりやすく整理・表現し提案書・プレゼン資料を作成できる
・図解を使うことで、発想を広げ・衆知を集めることができ議論を深めることができる
・情報を図解することで、分かりにくい事柄も理解の個人差を減らして伝えることができる
・発見したノウハウを図解で論理的に表現することで、知的財産として積上げることができる
プログラム

1.企画・提案・プレゼンが伝わらない理由、「図解表現が求められる」
  (1).理解してもらいたいことが正しく伝わらない「2つの障害」
  (2).人による思考のフレームワークの違いを、どう埋めるか
  (3).情報を伝えて受け手の理解を得る構造を意識する
  (4).文章・箇条書・図解の3つの表現方法を比較して考える

2.図解で表現する目的と期待する効果
  (1).何を図解するのか、図解の種類(論理・数値)
  (2).図解はセンスも絵心も不要、必要なのは論理思考
  (3).図解は、論理構造を可視化することで理解の個人差を減らす
  (4).図解で情報を可視化することの機能と効果
    a.全体を見渡せる(全体の構造が見えることで、矛盾が見える)
    b.要素を切り出す(想いを明快な言葉で言語化する)
    c.要素間のつながりが見える(論理を担保する基礎)
    d.記憶に残りやすい(図解はイメージ画像として記憶に残る)

3.伝えたい情報を図解で構造化して表現する方法
  (1).図解を作成する3段階(要素の抽出・目的の確認・関係の組立)
  (2).図解に組み立てる基本である「関係の型」の体系
  (3).関係の型 ①比べる(比較)
    a.競合と比べる「マトリクス」、方針を考える「ポジショニングマップ」
    b.選択肢を提示して導く「並列」、反対の可能性を考える「対立」
  (4).関係の型 ②並べる(変化)
    a.原因と結果を過去・未来へ「因果」、時系列の前と後「段階」
    b.手順を組立てる「フローチャート」、変化が連なる「サイクルチャート」
  (5).関係の型 ③組立てる(構造)
    a.事実を解釈する「ピラミッド」、目的の手段化「ロジックツリー」 
    b.可能性を広げる・限定する「包含」、目標を計画する「曼荼羅」
  (6).図解は、問題解決の特効薬ではない

4.図解で、企画・提案・プレゼンの表現力・説得力を高める
  (1).パワポを構成する情報の要素「主張と内容」
  (2).表現力を高めるための「枠・線・文字」の使い方
  (3).安定感のある色使い「ベースカラー・アクセントカラー」
  (4).理解しやすく・記憶に残りやすくするためのイラストの活用

5.長い文章を分かりやすい図解で表現する手順
  (1).文章を意味の段落に分け、ラベル(要約)をつける
  (2).段落の中のキーワードを拾って要素化する
  (3).段落中の要素の関係を組み立て「図解の部品」を作る
  (4).文章を発信する目的(伝えたい意図)を明確にする
  (5).目的を実現するために「図解の部品」を組立てる
  (6).複雑な情報も、たくさんの「図解の部品」を組み合わせて図解できる

6.企画・提案・プレゼンの知的生産性を高める方法
  (1).過去の企画書をバラシて1枚パワポにし、「企画書DB」として積上げる
  (2).図解文書のフォームを統一することで再利用がしやすくなる
  (3).図解で蓄積するとエクスプローラのサムネイル表示で探し出しやすくなる
  (4).「企画書DB」の蓄積・再利用によって高品質の企画書の量産ができる
 
7.まとめ
  (1).過去の成功体験・失敗体験の活かし方
  (2).エピソード記憶をソリューション記録へ
  (3).専門性を高める「学習・研究・蓄積」
  (4).蓄積は「質にこだわらず量をこなす」毎日コツコツ

キーワード 図解表現 フレームワーク 論理思考 可視化 要素の抽出 目的の確認 関係の組立 マトリクス ポジショニングマップ 並列 対立 因果 段階 サイクルチャート ロジックツリー 曼荼羅 ベースカラー・アクセントカラー
タグ コミュニケーションヒューマンスキル企画書・提案書教育人事人材育成問題解決・アイデア発想
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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