サロゲートモデルの基礎と予測モデルの構築および設計・解析への応用 ~デモ付~ <オンラインセミナー>
~ ガウス過程の基本とサロゲートモデルの作り方、設計空間探索、多目的最適化、ロバスト設計、モデルの検証、デジタルツインへの応用 ~
・初学者にもわかりやすくサロゲートモデリングの基礎から現場で役立つ実践的な活用法までを体系的に修得し、設計・解析の効率化に活かすための講座
・データの取得方法や出力結果の解釈法など実務的視点を重視したサロゲートモデルの設計判断への活かし方が修得できる特別セミナー!
オンラインセミナーの詳細はこちら:
・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
講師の言葉
「もっと効率よくシミュレーションや実験ができないか?」「ばらつきを考慮した、信頼できる設計がしたい」──
こうした現場の課題に応えるのが、サロゲートモデルです。CAEや実験の結果をもとに、機械学習を使って予測モデルを構築することで、試行回数を減らしつつ、有効な設計・解析を実現する手法です。
本セミナーでは、ニューラルネットワークや決定木などの代表的な手法の概要にも触れながら、特にガウス過程という機械学習モデルを中心に、初学者にもわかりやすくサロゲートモデリングの基礎から応用までを体系的に解説します。あわせて、各手法の違いや使い分け、特にガウス過程が確率的なゆらぎ(不確かさ)を可視化できることが、なぜ現場にとって有効なのかを深掘りします。
特に、非線形性が高く、計算コストが大きく、実験データの取得も限られるCAE解析のような分野においては、予測の「当たりやすさ」だけでなく、その予測を“どれだけ信頼できるか”を知ることが極めて重要です。
本セミナーでは、個々のアルゴリズムの数学的解説に重点を置くのではなく、「どのようなデータを取得すべきか」「機械学習の出力結果をエンジニアとしてどう解釈すべきか」という実務的な視点を重視します。すなわち、本講座はエンジニアのための機械学習入門であり、サロゲートモデルをどう設計判断に活かすかを学ぶ場です。
具体例を交えながら、現場で役立つ実践的なモデリング手法と活用法をわかりやすくご紹介します。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2025年11月25日(火) 10:30 ~ 17:30
|
開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備、ソフト・データ・画像・デザイン |
受講対象者 |
・自動車部品、機械、装置、電子機器関連の設計担当者や解析担当者の方
・構造、電磁界、流体、熱などの解析にサロゲートモデルを適用したいと考えている方
|
予備知識 |
・特に必要ありません
|
修得知識 |
・サロゲートモデルの基礎(どのようなデータを準備すればよいのか、どのような解析ができるのか)
・モデルの予測信頼性(なぜ、AIで予測した値をそのまま信じてはいけないのか)
・現実のばらつきやゆらぎのモデルへの反映 |
プログラム |
1.サロゲートモデルの基礎
(1).なぜサロゲートモデルが必要なのか?
(2).「高価な解析」を「賢く使う」ための考え方
(3).どんな場面で役立つか(設計、実験、製造の視点から)
2.ガウス過程の基本とサロゲートモデルの作り方
(1).ガウス過程とは?(やさしく説明)
(2).予測だけでなく「信頼区間」がわかるとは?
(3).データの準備と実験計画法(DOE)の基本
(4).モデル精度の確認方法と改善の進め方
3.サロゲートモデルの応用:①最適な条件を見つける
(1).ベイズ最適化とは?
(2).サロゲートモデルと組み合わせた設計空間探索
(3).多目的最適化、制約のある条件設定も可能
4.サロゲートモデルの応用:②ばらつきを考慮した設計
(1).感度解析で「影響の大きいパラメータ」を見つける
(2).ロバスト設計:ばらつきに強い設計とは?
(3).信頼性評価(UQ)とその活用シーン
5.サロゲートモデルの応用:③実験データとの比較・融合
(1).キャリブレーション(ベイズ推定)で実測データと合わせる
(2).モデルの検証(Verification)と妥当性確認(Validation)」ってなに?
(3).デジタルツイン的な使い方も可能に
6.まとめとQ&A
(1).サロゲートモデルを使った業務改善のヒント
(2).学んだ内容を業務に活かすステップ
|
キーワード |
サロゲートモデル ガウス過程 信頼区間 実験計画法 モデル精度 ベイズ最適化 設計空間探索 多目的最適化 パラメータ ロバスト設計 信頼性評価 UQ キャリブレーション ベイズ推定 モデルの検証 妥当性確認 デジタルツイン
|
タグ |
AI・機械学習、シミュレーション・解析、データ解析、最適化・応力解析、設計・製図・CAD |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
|
会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
|