生成AIによるシステム開発を加速する「仕様書ライティング」技術とそのポイント・注意点 <オンラインセミナー>
~ 文書の品質を向上させるための基本的注意点、あいまいさを排除できる書き方の原則、技術情報の構造化、AI処理しやすい仕様書を書くためのポイントと注意事項 ~
・コード生成AIを駆使した今後のシステム開発で必要となる「あいまいさ」を廃した仕様書の書き方を修得し、システム開発の品質を向上させるための講座
・AI処理しやすい「仕様書」の書き方のポイントを修得し、システム開発における効率化と品質向上に活かそう!
オンラインセミナーの詳細はこちら:
・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
講師の言葉
生成AI技術の発展を受けて、システム開発の技法も激変しつつあります。コード生成AIを駆使したシステム開発に必要なのは、人間にとって分かりやすくAIにとっても処理しやすい仕様書です。今までのシステム開発では仕様書とは人間が読むものであり、あいまいな部分を人間の常識と文脈で補完するのが当たり前でした。しかしコード生成AIを駆使した開発では仕様書そのものを一種のソースコードとして扱う必要があり、自然言語で仕様書を書きつつ、あいまいさを廃して意味を一意に確定できる書き方が求められます。そのためには、一般に「良い文章の書き方」として推奨される方法が否定される部分もあります。
本講座では、「AIへの指示書として」、かつ、「人間の意思疎通の道具として」の仕様書の書き方を学びます。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2025年10月02日(木) 10:30 ~ 17:30
|
開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、ソフト・データ・画像・デザイン |
受講対象者 |
・2年以上の実務経験を持つエンジニアの方(主にIT分野を想定しますが、非ITでも受講可能)
・生成AIを使用した開発を効率良く進めたい方
・専門知識を持たない社内他部署や顧客とのコミュニケーションに苦手意識がある方 |
予備知識 |
・大学卒業レベルの一般常識と日本語力 |
修得知識 |
・人間にとって分かりやすくAIにとっても処理しやすい仕様書の基礎知識
・複雑な情報を整理しわかりやすく構造化するスキル |
プログラム |
1.重要性が増している仕様書
(1).AI技術の進展は仕様書への要求水準を上げる
(2).仕様書の「あいまいさ」を排除せよ
(3).文の意味が確定しないのは自然言語の宿命
(4).あいまいさを排除できる書き方の原則
(5).必要なのは「ある意味で子供っぽい文章」
(6).AI利用開発での指示文例の特徴
(7).AIコード生成によるラピッド・プロトタイピング例
2.文書の品質を向上させるための基本的注意点
(1).文章の意味を確定させる4つの -tion
(2).identification – 識別
(3).classification – 分類
(4).option – 選択肢
(5).relation – 関係
(6).日本語表現上の注意事項
(7).カテゴリー&サマリーを明示せよ
(8).分類・対応・順序(GPS)
(9).パラグラフ・ライティング原則
(10).問題解決ロジック/パターンの明示
(11).しくみ・事象・対処
(12).状態・トリガー・アクシデント・損害
(13).目標・問題・障害のパターン
(14).ガイドライン・メカニズム・インストラクション
3.技術情報の構造化とそのポイント
(1).構造は図と注釈で可視化する
(2).システムの両端を明示してから中間を描く
(3).ヒストリーを語る
(4).新しい概念は属性・挙動・具体例で説明する
(5).抽象化レベルをコントロールする
(6).設計意図・設計思想を記述する
(7).関係性を可視化する
(8).関連する情報はひとまとめに提示せよ
(9).主たるフローを一直線でつなげる
(10).円と斜めのレイアウトは慎重に
4.AI処理しやすい仕様書を書くためのポイントと注意事項
(1).用語の統一を図る
(2).仕様の主従関係を管理せよ
(3).概念の識別情報を一元化せよ
(4).仕様書の役割分担例
(5).状態遷移の考え方
(6).元状態・イベント・作用・次状態モデル(PEAP)
(7).「状態」 と 「画面」 の違いについて
(8).テスト条件選択の考え方
|
キーワード |
仕様書 AIコード生成 ラピッド・プロトタイピング カテゴリー&サマリー パラグラフ・ライティング 構造化 設計意図 設計思想 状態遷移 次状態モデル(PEAP) テスト条件
|
タグ |
AI・機械学習、ソフト管理、ソフト外注管理、ソフト教育、ソフト知的財産、仕様書・要件定義 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
|
会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
|