アコースティックエミッション(AE)の基礎と機械学習を用いたAE解析および非破壊検査への応用 <オンラインセミナー>
~ AEの基本的波形と信号処理手法、AE計測手法と注意すべきポイント、基本的なAE解析手法と機械学習を用いた解析のノウハウ、AEによる製品の材料評価・状態監視への応用 ~
・AEの基礎やその計測・解析手法から機械学習を用いた最新の解析技術と材料評価・状態監視への応用技術までを修得し、製品評価実務・解析実務に活かすための講座
・材料や構造物内の損傷をその場で検出可能なAE法について材料開発における解析事例を交えて修得し、製品の製造中に発生した不具合を素早く検知し、歩留まり改善に活かそう!
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講師の言葉
AE(アコースティック・エミッション)法は、材料や構造物内の損傷などを非常に感度良く検出できる方法です。またそれらの損傷がいつどこで発生したかという、その場観察も可能な非破壊評価手法です。一方、外乱の電気的・機械的ノイズの中から有効なAE信号をピックアップするためには注意深く計測・解析を行う必要があります。
従来の時間領域および周波数領域における信号解析に加えて、最近では機械学習を用いた新しくて強力な解析手法が開発されております。
本セミナーでは、AEの基礎を学んでいただくとともに、併せて最新のk平均法や畳み込みニューラルネットワーク等用いた最新の解析手法についても紹介いたします。さらに実際の材料試験や材料プロセスにおけるAE信号の計測・解析の事例について触れることにより、ご自身の課題に対する解決方法を知ることができます。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2025年07月16日(水) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備、品質・生産管理・ コスト・安全 |
受講対象者 |
・製造プロセス部門の担当技術者
・非破壊検査部門の担当技術者
・製造管理部門のマネージャー
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予備知識 |
・機械工学、物理工学、材料工学などに関する基礎的な知識 |
修得知識 |
・AE法の基礎的な方法論
・AE計測の実際的なノウハウ
・新規AE解析手法の取得
・製造プロセス管理へのヒント
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プログラム |
1.AEの基礎
(1).AEとはなにか
(2).計測される基本的なAE波形
a.突発波形
b.連続波形
(3).代表的なAE波形の解析方法
a.時間領域での解析
b.周波数領域での解析
(4).応用分野
2.AE計測手法とノイズ対策のポイント
(1).センサ
a.圧電素子センサ
b.レーザ干渉計
c.マイクロフォン
(2).計測装置の選択
a.周波数帯域とサンプリング間隔
b.装置の配置と配線
(3).計測する上で注意すべきポイント
a.センサの位置
b.感度の確認
c.ノイズを減らす方法
3.AE解析手法と機械学習活用のポイント
(1).信号とノイズを分別するポイント
(2).発生源の位置標定方法の選択
(3).時間領域での解析
a.実効値(RMS)
b.事象(イベント)抽出
c.AEパラメータ(振幅、エネルギー、カウント、立ち上がり時間、持続時間...)
(4).周波数領域での解析
a.周波数スペクトル
b.短時間フーリエ変換(STFT)
c.ウェーブレット変換
(5).機械学習を用いた解析のポイント
a.AEパラメータに対するk平均法
b.周波数スペクトルに対する畳み込みニューラルネットワーク(CNN)
c.マルコフ連鎖モンテカルロ法(MCMC)
4.材料評価・状態監視への応用
(1).材料試験における微視メカニズム解析
a.塑性変形
b.微視き裂
c.孔食
(2).材料プロセスにおける健全性評価
a.コーティング
b.ピーニング
c.摩擦撹拌接合(FSW)
d.金属積層(AM)
(3).今後の展望
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キーワード |
AE アコースティック エミッション 状態監視 非破壊検査 材料評価 損傷検査 探傷検査 不具合観察 信頼性評価 安全性 プロセス管理 |
タグ |
分析、AI・機械学習、信号処理、イメージセンサ、リスク管理、安全、検査、シミュレーション・解析、異種金属、生産管理、非破壊検査、金属材料、品質管理、プラント、接着・溶着、塗装・塗布、表面処理・めっき、機械、計測器、溶接・接合、構造物、自動車・輸送機、設備 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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