micro-ROSの基礎とROS 2を基盤としたシステム構築への応用 <オンラインセミナー>

~ micro-ROSのシステム構造、環境の設定と開発手順、ROS 2によるシステム構築とそのポイントと活用事例 ~

・ROS 2準拠のマイクロコントローラ向け「micro-ROS」によるシステム構築方法を修得し、応用システムの開発に活かすための講座

・低リソースなデバイスでもROS 2の機能が活用できる「micro-ROS」を効果的に活用し、ロボットや自動化システムの開発に応用しよう!

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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

 ロボットシステム開発の分野では、システム開発の共通基盤としてROS(Robot Operating System)の普及が進んでいます。本講演では、次世代のROSであるROS 2の登場に合わせて開発された、ROS 2準拠のマイクロコントローラ向け軽量実装「micro-ROS」を取り上げ、micro-ROSを用いてROS 2を基盤とするシステムを構築する方法について事例をもとに解説します。
 まず、ROS 2の機能や利用方法を概説し、ROS 2を基盤としたシステムの産業応用における利点と限界を説明します。次に、システム構築におけるmicro-ROSの役割とその使い方を紹介します。そして、micro-ROSを用いてセンサ・アクチュエータをROS 2と接続し、データを送受信する方法を説明します。最後に、ROS 2を基盤としたシステム構築事例を紹介し、micro-ROSをどのように活用したかを解説します。
本講演では「センサやアクチュエータをROS 2と接続して自動化システムを構築する方法」を学ぶことができます。ROS 2を活用したシステム構築に関心のある方におすすめの内容です。

セミナー詳細

開催日時
  • 2025年07月07日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナーソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・micro-ROSの利用方法を学びたい方
・ROS 2とモータやセンサを接続する方法に興味のある方
・ROS 2を基盤としたシステムの開発に興味のある方
・組み込みシステムに携わる技術者の方
予備知識 ・Linuxの基礎知識
・プログラミングの知識(C、C++が望ましい)
・Arduinoなどのマイクロコントローラ開発ボードの利用経験があることが望ましい
修得知識 ・micro-ROSの基本的な使い方を修得できる
・ROS 2とセンサ・アクチュエータを接続し、利用する方法を修得できる
・ROS 2を用いた自動化システムの構築のポイントを理解できる
プログラム

1.ROS/ROS 2の概要
  (1).ROS/ROS 2とは
  (2).ROS 2コマンドの使い方
  (3).ROS 2プログラミングの基礎
  (4).システム構築におけるROS 2の有用性と限界

2.micro-ROSの基礎
  (1).micro-ROSとは
  (2).micro-ROSのシステム構造
  (3).micro-ROSの利用方法
  (4).micro-ROSの利用事例

3.micro-ROSの実践
  (1).開発のための環境構築
  (2).環境の設定と開発手順
  (3).micro-ROSプログラミング
    a.シリアル通信
    b.wifi 通信
  (4).事例:スイッチの入出力のパブリッシュ

4.ROS 2によるシステム構築とそのポイント
  (1).システム構築に必要な要素技術
  (2).アクチュエータとROS 2の接続
  (3).センサとROS 2の接続
  (4).卓上自動化システム

5.事例:卓上自動化システムの開発例
  (1).産業用部品を用いた箱詰めシステム
  (2).USBカメラを用いた良・不良判別システム
  (3).自作ハンドを用いたネジ締めシステム
  (4).ROS 2を用いた効率的なシステム開発に向けて

キーワード ROS 2 micro-ROS シリアル通信 wifi 通信 アクチュエータ センサ
タグ アクチュエータカメラソフト管理ソフト教育センサ組み込みソフトロボットOS・言語
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日