イメージセンサ技術の基礎と高解像度リアルタイム画像処理技術 <オンラインセミナー>
~ イメージセンサの高機能化、画素毎に制御する局所輝度補正技術、軽量実装・超高速化に向けてのアルゴリズムの工夫、深層学習を含んだ輝度補正の軽量化実装 ~
・イメージセンサ技術の基礎と認識処理の向上につながる輝度補正技術を修得し、高精度な製品開発へ応用するための講座
・人が見やすい形に変換するイメージセンサの輝度補正技術と軽量・高速化実装技術を先取りし、高機能な画像システム開発へ活かそう!
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講師の言葉
イメージセンサはデジタルカメラやスマートフォンだけでなく、様々な機器に搭載され、日々研究開発が進んでいます。輝度補正技術は、人が見やすい形に変換する技術であり、画像処理の基礎であるとともに通常の画像補正のみならず監視・車載・医療用途など幅広い応用に繋がっています。また、画像補正により、その後の認識処理の向上への報告もなされています。
本講義では、イメージセンサの基礎技術とその発展を解説するとともに、輝度補正技術について人の感性に結び付く特性の議論や、画像のグローバル/ローカル同時制御、高速化技法、深層学習との融合について解説します。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2022年08月30日(火) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備、ソフト・データ・画像・デザイン |
受講対象者 |
・イメージセンサによるセンシングとその応用に従事される方
・画像、カメラ、スマートフォン、監視システム、車載システム、医療機器ほか関連技術者の方 |
予備知識 |
・理系大学卒業程度の知識 |
修得知識 |
・イメージセンサとその信号処理に関する基礎から応用と動向についての知識
・軽量実装・超高速化に向けてのアルゴリズムとAI処理との融合技術 |
プログラム |
1.イメージセンサ技術の基礎
(1).基本動作原理
a.ピクセル回路と動作原理
b.相関2重サンプリング回路と雑音への影響
(固定パターン雑音、熱雑音、1/f雑音)
c.信号読み出し回路(A/D変換器の基礎)
(2).イメージセンサの変遷
a. ピクセル回路の変遷
b.読み出し回路の低ノイズ化
c.高機能化(高ダイナミックレンジ化、グロバルシャッタ)
d.積層型センサへ
2.輝度補正技術の基礎と高速化、深層学習との融合技術
(1).基礎原理
a.グローバル補正
b.ローカル補正(マルチレイヤ―(ML)法と局所ヒストグラム均等化(LHE)法
(2).画素毎に制御する局所輝度補正技術の特性
a.ML法とLHE法の出力特性の本質
・高周波成分に着目すること
b.ML法とLHE法どちらが良いのか?
・研究ではML法、市場はLHE法、なぜか?
・錯覚を使った感性評価から知見を得る
(3).軽量実装・超高速化に向けてのアルゴリズムの工夫
a.カーネルサイズに依存しないフィルタ処理とは
b.インテグラルイメージとマクドナル法
・更にダウンサンプリングまで活用できるか?
c.空間方向だけでなく輝度方向の扱いの工夫
(4).局所輝度補正関数の設計
a.市場を独占した手法の再確認(Apical@ARMの手法)
b.度数内平均値の活用
c.低周波成分を完全にカットする補正関数とその有用性
(5).輝度補正関数を定義する輝度入出力空間
a.局所輝度補正関数だけで画像全体を操る
b.カットされた低周波の復元
c.局所/画像全体を簡単I/Fで同時に制御する
(6).輝度入出力空間内で機能追加
a.ハロー効果の制御
b.ノイズ制御
(7).AI処理との融合
a.AIを用いた処理(基本処理+応用、FPGAへの実装など)
b.輝度補正と深層畳み込み処理の相互変換
c.深層学習を含んだ輝度補正の軽量化実装(低解像度DCNN+高解像度高効率処理)
(8).色と輝度の扱いや補足
a.人間の知覚に基づく輝度チャネル
b.深層学習に基づく輝度チャネル生成の考察
c.Computational imagingへの展開(スマホのカメラと高級カメラの違いは何?)
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キーワード |
イメージセンサ ピクセル回路 輝度補正技術 グローバル補正 ローカル補正 ML法 LHE法 感性評価 フィルタ処理 インテグラルイメージ マクドナル法 ダウンサンプリング 局所輝度補正関数 輝度入出力空間 ハロー効果 ノイズ制御 低解像度DCNN 高解像度高効率処理 深層学習 |
タグ |
AI・機械学習、信号処理、イメージセンサ、カメラ、画像、画像処理、電子部品 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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