プラスチックの力学特性と複合化による強度・耐衝撃性の向上と改善策およびそのポイント <オンラインセミナー>
~ 力学の基礎、可塑性プラスチックの力学特性評価技術、高分子/繊維複合材料の界面力学特性評価技術、複合化による熱可塑性プラスチックの耐衝撃性改善手法と事例およびノウハウ ~
・「材料化学」と「力学」の基礎から理解し、強靭化技術を確保した製品開発・設計へ活かすための講座
・材料力学の基礎および複合材料の耐衝撃性改善手法から成形品の品質を左右する隠れたパラメータを読み解くノウハウまでを実践的に修得し、信頼性・高品質な製品設計に活かそう!
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講師の言葉
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【講師の言葉】
プラスチック製品開発において、「カタログ値は満たしているのに、なぜか割れてしまう」「衝撃強度の効率的な改善策が見えない」といった課題はありませんか?
本講座は、材料力学の基礎から複合材料の耐衝撃性改善手法までを網羅した実践的セミナーです。前半では、単なる試験規格の解説に留まらず、3点曲げやショートビーム試験等のデータから「スキン層の残留応力」や「界面せん断強さ」といった、成形品の品質を左右する隠れたパラメータを読み解くノウハウを伝授します。後半は応用編として、ポリマーブレンドや繊維・ナノフィラー活用による具体的な強靭化事例(PP、PS、PC/ABS等)を詳説します。
本セミナーを通じ、「材料化学」と「力学」の知識を繋ぎ、メカニズムに基づく論理的な材料設計・配合設計ができる技術者の育成を目指します。
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セミナー詳細
| 開催日時 |
- 2026年04月02日(木) 10:00 ~ 17:00
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| 開催場所 |
オンラインセミナー |
| カテゴリー |
オンラインセミナー、加工・接着接合・材料 |
| 受講対象者 |
(1)化学・素材メーカーの研究開発者(初級~中級)の方
・新しい樹脂やコンパウンドを開発しているが、力学的な評価データの解釈に自信がない方
・「なぜ衝撃に弱いのか」「なぜ割れるのか」を理論的に説明できるようになりたい方
(2)成形加工・部品メーカーの設計・品質保証担当者の方
・プラスチック製品の強度設計や、不良(破壊トラブル)の解析を担当している方
・カタログスペック(ヤング率や引張強さ)だけでなく、実際の成形品内部の残留応力が強度にどう影響するかを知りたい方
(3)異分野(金属など)から樹脂分野へ参入した技術者の方
・金属とは異なる、粘弾性(速度依存性)や異方性を持つプラスチック特有の力学的挙動を基礎から学びたい方
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| 予備知識 |
・特別な知識は必要としません、基礎からわかりやすく解説します
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| 修得知識 |
①基礎レベル:プラスチック特有の力学挙動の理解
・金属との違いを理解する:応力・ひずみの定義といった物理の基礎から、プラスチック特有の「速度依存性」や「粘弾性」について数式(フックの法則、降伏条件)を交えて理解できます
・専門用語のクリア化:ポアソン比、降伏条件、破壊じん性など、曖昧になりがちな用語を正しく定義し、使えるようになります
②評価・解析レベル:試験データの深読みと破壊メカニズムの特定
・適切な試験の選定:3点曲げ、ショートビーム、衝撃試験など、目的に応じてどの試験を行うべきか判断できるようになります
・「見えない力」の評価:通常の試験では見落とされがちな「スキン層の残留応力」や「界面せん断強さ」など、成形品や複合材料の強度を左右する微細な因子を定量的に評価する手法を学べます
③応用・実践レベル:耐衝撃性を向上させる「材料処方箋」の作成
・複合化技術の習得:ポリマーブレンドやフィラー充填を行った際、界面で何が起きているかを理解し、相容化剤や反応性添加剤を使って「割れにくい材料」を設計する勘所を掴めます
・具体的な改良手法:「ゴムを入れる」「繊維を入れる」「ナノフィラーを併用する」といった具体的な手法が、実例(PP、PS、PC/ABSなど)を通して学べるため、翌日から自社の材料開発のアイデアとして活用できます
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| プログラム |
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1.力学の基礎
(1).強度やじん性に関する力学とは?
(2).力の分類
(3).応力やひずみの概念
(4).ポアソン比の定義
(5).フックの法則
(6).負荷条件と主応力の関係
(7).降伏条件
(8).プラスチックの負荷速度依存性
(9).耐衝撃性とは?
2.熱可塑性プラスチックの力学特性評価技術
(1).3点曲げ試験
a.降伏開始応力
b.ヤング率
c.ポアソン比
d.スキン層の残留応力
(2).ショートビームせん断試験
a.降伏開始せん断応力
b.せん断弾性率
c.成形品の力学異方性
d.表面せん断強さの求め方
(3).面衝撃試験(デュポン衝撃試験)
a.臨界膨張応力
(4).引張試験
a.ヤング率
b.ポアソン比
c.臨界膨張応力
(5).ノッチ付き衝撃試験
a.ノッチ付き衝撃強さ
b.4つの破壊形態
(6).ビッカース硬さ試験
a.平面ひずみ降伏開始応力
b.降伏条件の特定
3.高分子/繊維複合材料の界面力学特性評価技術
(1).ショートビームせん断試験
a.界面せん断強さの求め方
b.高精度な評価を行うために
(2).引張試験
a.界面強さの求め方
b.界面せん断強さと界面強さの関係
(3).示差走査熱量測定
a.固化温度の定義と求め方
b.自由体積とポアソン比の関係
4.応用編:複合化による熱可塑性プラスチックの耐衝撃性改善手法と事例およびノウハウ
(1).ポリマーブレンド
a.エラストマーブレンドによる破壊じん性改善
・実例1:PS/SEBS
b.硬質プラスチックブレンドによる延性化
・実例2:PSブレンド
c.相容化剤添加による延性化
・実例3:PP/PS/SEBS
d.反応性添加剤による破壊じん性改善
・実例4:PC/ABS
(2).繊維強化
a.繊維の引抜けによる破壊じん性改善
・実例1:PP/長繊維AF
・実例2:PP/短繊維GF/MAH-PS
b.繊維とナノフィラーの併用による破壊じん性改善
・実例3:PP/短繊維GF/CBNF
・実例4:PP/短繊維GF/CNT
5.まとめと質疑応答
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| キーワード |
プラスチック 成形品 ひずみ 複合材料 材料化学 力学 力学挙動 ポアソン比 フックの法則 降伏条件 破壊じん性 破壊メカニズム 熱可塑性プラスチック 臨界膨張応力 界面力学特性 引張試験 破壊じん性改善 繊維強化 |
| タグ |
プラスチック、材料、未然防止、射出成形、樹脂・フィルム、成形加工、疲労、表面改質、複合素材 |
| 受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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| 会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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