高速・高精度・小型化を実現する3次元計測装置の設計手法とそのポイント ~デモ付~ 【弊社研修室】

~ 全空間テーブル化手法、光源切替位相シフト法、特徴量型全空間テーブル化手法、計測誤差の原因とその対策、目標性能を満足する設計手法と試作時のポイント ~

・高速・高精度・小型化を実現するソフト、ハード技術のポイントを修得し、より高性能な計測装置の開発に応用するための講座
・振動に強くいつでもズームやピント調整ができる3次元計測手法を修得し、小型で高精度な応用製品の開発に活かそう!

*本講座は、弊社研修室で行う対面講座です

講師の言葉

 非接触で3次元計測を行う技術は、FA分野における製品検査だけでなく、医療分野や服飾、考古学などの分野でも広く活用されている。近年、より高速、高精度で、小型な3次元計測装置のニーズは、ますます高まってきている。従来とは異なる考え方を用いることで、高速かつ高精度な3次元計測が容易に実現できる。また、その基本原理を知ることで、目標とする性能を満足する3次元計測装置を容易に設計することもできるようになる。
 本講座では、そのために必要となる事項をソフトとハードの両面から、装置のデモを行いながら解説する。ソフト面では、位相解析手法、全空間テーブル化手法、さらに振動に強くいつでもズームやピント調整ができる3次元計測手法について紹介する。ハード面では、ラインLEDデバイスを用いた小型で高速な位相シフト格子パターン投影装置とそれを用いたフルカラーリアルタイム3次元計測装置を紹介し、ハードとソフトの開発のポイントについても説明する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2026年03月02日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・業種は問わず、3次元計測に興味のある方
・高速な3次元計測や高精度な3次元計測にこれから取り組もうとする技術者の方
予備知識 ・とくに必要ありません。難しい数学を使わない手法です
修得知識 ・目標性能を満足する高速で高精度な3次元計測装置の設計ができるようになります
プログラム

1. 三次元計測の高速化と高精度化の考え方
  (1).撮影の基礎と撮影画像の扱い方
  (2).従来の三次元計測手法の課題
  (3).高速化と高精度化を両方満たす考え方
  (4).キャリブレーション

2. 全空間テーブル化手法
  (1).原理
  (2).系統的誤差が入らず高精度に計測できる理由
  (3).応用例

3. 光源切替位相シフト法
  (1).原理
  (2).ライン状LEDデバイスとシリンドリカルレンズアレイ
  (3).フルカラーリアルタイム3次元計測装置の試作とデモンストレーション

4. 特徴量型全空間テーブル化手法
  (1).原理
  (2).振動に強く、いつでもズームやピント調整ができる理由
  (3).装置の試作と計測例

5.計測誤差の原因とその対策
  (1).誤差要因について
  (2).系統誤差とランダム誤差
  (3).誤差低減手法
  (4).温度変化、振動、反射率、ピントなどの影響と対策

6.三次元計測装置の設計手法と試作時のポイント
  (1).目標設定(計測精度、計測領域、対象物、時間、速度)
  (2).計測対象物の表面性状について
  (3).必要な装置構成の検討手法
  (4).ハードウェアのポイント
  (5).ソフトウェアのポイント

7.まとめと今後の展望
  (1).高速化、高精度化、小型化、低価格化の手法
  (2).今後のニーズ予想

キーワード 三次元計測 キャリブレーション 全空間テーブル化手法 光源切替位相シフト法 ライン状LEDデバイス シリンドリカルレンズアレイ 特徴量型全空間テーブル化手法 計測誤差 系統誤差 ランダム誤差
タグ センサ画像画像処理画像認識計測器
受講料 一般 (1名):51,700円(税込)
同時複数申込の場合(1名):46,200円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
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