~ 破損・破壊の分類と破損要因、破断部の調査手順、マクロ破断面観察とミクロ破断面観察、破損原因の推定、破損解析および対策検討の事例 ~
・破損解析の一連の流れを修得し、破損・破壊に至るプロセスを正しくつかむことで、破損原因究明に活かすための講座!
・破損・破壊と破損要因、前処理から破面観察、破損原因推定と解析事例までを修得し、適確な破損原因の特定や破壊事故の防止に活かそう!
・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
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破損や破壊した金属部品のそこに至ったプロセスや原因の特定・対策には、技術者が保有する技術・経験知を最大限に活用した対応力が必要であるとされ、破損解析になじみのない技術者にとっては、ハードルが高いと感じるかもしれません。しかし、多くの機械・構造物の破損・破壊の大部分は、一般的な脆性破壊、延性破壊、疲労破壊などであり、的確な観察ポイントと基本的解析手法を押さえれば、正しく結論を導き出すことが可能です。
このセミナーでは、破損解析に関する知識と経験がない技術者の方が、金属学的破損解析手法の解説を通じて、具体的な対策を講じられる基礎力を習得することを目指します。また、私の自動車メーカーでの失敗、改善の経験談を交えながら、実務に展開できる破損解析事例や対策事例など、書籍では得られない“実務のリアル”も紹介します。是非このセミナーで破損解析力を身につけ、高いトラブル対応力のある技術者を目指してください。
開催日時 |
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開催場所 | オンラインセミナー |
カテゴリー | オンラインセミナー、加工・接着接合・材料、品質・生産管理・ コスト・安全 |
受講対象者 |
解析の対象は金属製品です ・自動車部品、機械、輸送機器、工作機械、設備の設計、開発、品質管理、保守に携わる技術者の方 |
予備知識 | ・金属材料および材料力学の基礎的知識 |
修得知識 |
・金属材料の破損や破壊に関する基礎知識 ・金属学的な破損解析の基礎技術を習得し、適確に破損原因特定・対策提案できる能力の取得 |
プログラム |
1.はじめに (1).破壊と破損の違い (2).破損解析とは
2.破損・破壊の概要 (1).破損・破壊の分類 a.延性破壊 b.脆性破壊 c.疲労破壊 d.環境脆化割れ e.高温破壊 f.座屈 g.摩耗 h.腐食 i. 粒内破壊 j. 粒界破壊 k. 擬粒界破壊 (2).破損要因 a.材料選択ミス b.修理ミス c.設計ミス d.製造過程ミス e.機能劣化
3.破損解析の進め方と破損原因の推定 (1).破損品調査の全体フロー (2).情報収集による事前調査 a.仕様確認・把握(聞き取り調査、設計図、仕様書等による) b.現場確認(使い方の確認・把握) c.統計的調査 d.留意すべき点 (3).破断部の調査手順(観察前準備作業) a.損傷品の取り扱い上の注意点と保存法 b.破損品の全体および破面周辺の観察(目視、ルーペ、マイクロスコープ等による) c.外観写真撮影のポイント d.主き裂位置確認 e.二次き裂解析の要否判断 f.損傷部の切り出し g.損傷品の送付 h.破面出し i. 破面の洗浄技術 j. 破面除錆技術 k.破面切り出し不可の場合・入手迅速化のための対応策 (4).フラクトグラフィとは (5).マクロ破断面観察(肉眼、低倍率光学顕微鏡) a.破壊形式と負荷応力レベルの推定 b.破壊起点部の確認方法 c.き裂の進展方向 d.き裂進展速度 (6).ミクロ破面観察(走査型電子顕微鏡:SEM) a.破面形態の確認 b.き裂進展方向の確認方法 c.実働応力および残存寿命の推定 (7).破壊原因の仮説・推定【1】 a.集めた情報と破断部の調査結果の整理 b.負荷応力と材料強度の比較による破損主因の可能性の検討 c.破壊経過および破損原因の推定 (8) .試験・分析項目の検討・実施 a.硬さ測定 b.材料の成分分析 c.断面マクロ観察・ミクロ組織観察 d. 金属ミクロ組織観察と微小部定性分析 e.形状・寸法・表面粗さ測定および表面状況観察 f.機械的性質試験 g.残留応力測定 h.探傷検査 (9).破損原因の推定【2】 a.試験分析結果と破損原因仮説・推定【1】の妥当性検証 b.破損原因の特定と恒久対策の検討 (10).検証のための再現試験 a.実機または単体による再現試験 b.実機または単体による比較試験 (11).報告書作成 a.すべての検証証拠の提示・結論の導出 b.推奨対策提案
4.破損解析および対策検討の事例 (1).ギヤ破損品調査 (2).シャフト類破損品調査 (3).クランクシャフト破損品調査 (4).リーフスプリング破損品調査 (5). その他 (6).破損解析での失敗・改善の事例
5.ある海外調達部品の破損解析から対策までの事例 (1).破損解析の紹介 (2).対策に至るまでの経緯 (3).海外サプライヤとのやり取りのリアル (4).私が学んだ、海外調達部品・海外サプライヤに対する留意点
6.同様な破損・破壊を起こさないために ・技術標準・ノウハウの構築、技術伝承 |
キーワード | 延性破壊 脆性破壊 疲労破壊 環境脆化割れ 高温破壊 座屈 マクロ破断面観察 ミクロ破面観察 破損解析 フラクトグラフィ |
タグ | 金属材料、破面解析 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込) |
会場 |
オンラインセミナー本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。 |
営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日