車載電源システムの基礎と高電圧化技術による次世代電気自動車用48Vシステムへの応用 <オンラインセミナー>
~ 車載電源システムの高電圧化の流れ、高電圧化が求められる領域と従来システムとの共存、高電圧化を実現可能にした技術発展と規制緩和、次世代電気自動車用48Vシステムへの応用 ~
・車載電源システムを高電圧化することによるメリットや導入の課題と対策、最新の技術動向を修得し、48V電源の実装に活かすための講座
・高電圧システムを実装可能とした基盤技術の進展から安全対策・感電防止などの必須技術と設計ノウハウまでを修得し、EVの高効率化、小型・軽量化、信頼性向上に応用するためのセミナー!
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講師の言葉
近年、自動車の電装化が進む中、48Vシステムや800Vプラットホームの高電圧技術が注目を集めています。地球温暖化対策やCO2排出削減のため、車載電源システムの進化はますます重要になり、特に高電圧化がもたらす効率向上や配線の小型化・軽量化、さらなる急速充電の実現といったメリットが期待されています。しかし、高電圧システムの導入に際しては、従来の12Vシステム用補器類との互換性問題や感電リスクの増大、アーク放電による火災危険性の増加など、解決すべき技術的課題も顕在化しています。これらに対応するためには、高電圧システム特有の安全設計思想や実践的な対策知識などが不可欠です。
本セミナーでは、車載電源システムの基礎から12Vシステムの歴史、最新の高電圧化の技術動向までを網羅的に解説します。具体的には、48VシステムやEV・HEVにおける高電圧化技術、安全対策、感電防止の実務的な知識や設計のノウハウについて説明し、さらに次世代技術の展望についても紹介します。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2025年07月08日(火) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備 |
受講対象者 |
・車載電源システムの企画、設計、開発担当者の方
・EVやHEV開発に携わる技術者の方
・高電圧の規格や法規制対応の担当者の方
・次世代車載電源技術に興味がある研究者の方
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予備知識 |
・基礎から説明しますので予備知識は特に必要ありません |
修得知識 |
・車載電源システムの歴史や背景と将来動向
・48Vシステムの技術要素と応用
・EVやHEVの種類と構成要素
・800Vを含む高電圧の必要性と実務的な安全対策
・日本国内における800Vシステムに対応した規制緩和
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プログラム |
1.車載電源システムの背景と重要性
(1).現行の12V電源システムが採用された背景
a.6Vから12Vへの移行の歴史的経緯
b.12Vシステムの限界
(2).自動車の電力需要
a.ECUやモーター、インバーターシステムの数の推移
b.ADASセンサーや自動運転用AIなどによる電力需要の高まり
(3).環境規制との関係
a.24Vや36V(42V)システムの登場とその背景
b.36V(42V)が普及しなかった要因
2.車載電源システムの高電圧化へのニーズ・トレンド
(1).地球温暖化とCO2削減の必要性
a.電動化の重要性と高電圧システムの必然性
b.高電圧化による効率化とエネルギー損失の削減
(2).アイドルストップやマイルドハイブリッドのための48V化の必然性
a.P0~P4ハイブリッドの解説
b.BSG、ISGの役割や利点などの解説
(3).ストロングハイブリッドや電気自動車のための高電圧システム
a.高電圧システムの必要性
b.感電防止技術の重要性
3.48Vシステムの基盤技術と12Vとの共存のポイント
(1).バッテリー技術
a.Pbバッテリー(開放型、密閉型)技術とその限界
b.Liイオンバッテリーの優位性
(2).48V対応ワイヤハーネス
(3).12Vシステムとの共存
・ゾーン型E/Eアーキテクチャと48Vシステムとの調和
4.高電圧システムを実現するための基盤技術
(1).SiCパワーデバイス技術
(2).感電防止技術
a.絶縁抵抗監視回路(IMD)の役割と重要性
b.絶縁型DC-DCコンバータの設計
c.高電圧インターロック回路(HVIL)の設計
(3).日本における800Vシステムの電気自動車用高電圧規制緩和
a.高電圧取り扱いに関する規制(電気作業者特別教育)
b.電気主任技術者による高電圧充電器の点検と管理
5.次世代電気自動車用48Vシステムへの応用
(1).48V空調システム
(2).電動パワーステアリング
6.まとめ
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キーワード |
車載電源システム 電気自動車 ハイブリッド車 HEV MHEV PHEV 電動化技術 高電圧技術 パワーエレクトロニクス パワーデバイス 自動車軽量化 急速充電システム 安全設計 感電対策 |
タグ |
エネルギー、エネルギーマネジメントシステム、水素、スマートグリッド、パワーデバイス、モータ、リチウムイオン電池、自然エネルギー、自動車・輸送機、省エネ、制御、蓄電、電源・インバータ・コンバータ、電装品、ECU |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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