サーマルマネジメント(熱輸送技術)、高性能新型ヒートパイプの基礎とその産業応用 <オンラインセミナー>
~ 小型化する電子デバイスと熱制御技術、自励振動型ヒートパイプと応用技術、高性能な超熱伝導ヒートパイプと自動車、電子機器業界への応用 ~
・一段と重要課題になっている熱問題の解決策として注目される新型ヒートパイプ技術を先取りし、信頼性と性能を向上させた製品開発へ応用するための講座
・高性能新型ヒートパイプの熱輸送原理から実装のポイントまでを修得し、電子機器の小型高密度化、EVバッテリーの熱管理、ECUの熱制御、エネルギー機器の省エネ技術などの熱対策設計へ応用しよう!
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講師の言葉
近年、電子デバイスの高集積化により、機器からの発熱密度はますます高まっています。また、あらゆる機器の小型化が進む中で、冷却デバイスにも同様に小型化が求められています。一方で、データセンターに代表されるようなGPU等の冷却に関しては、各国が熱対策に注力しており、熱対策はグローバルな課題となっています。さらに、EV(電気自動車)をはじめとするモビリティ分野においても、サーマルマネージメントの重要性が高まっています。具体的には、EVバッテリーの急速充電時に発生する熱の管理や、自動運転に関わるECU(電子制御ユニット)の熱制御といった課題が顕在化しています。
本講演では、これらの課題に対する解決策として注目される、先端的な熱輸送デバイスの研究開発状況とその実用可能性について紹介します。特に、講演者自身が開発した「超熱伝導ヒートパイプ」の優れた性能と実装への展望について、重点的に解説いたします。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2025年07月25日(金) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備 |
受講対象者 |
・EVを含むモビリティー分野において熱問題に関わっている方
・家電・電子機器の熱設計に関わっている方
・データセンター、電子デバイスの熱問題に関わっている方
・省エネルギー技術(特に熱エネルギー)に関連する方
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予備知識 |
・特に必要ありません
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修得知識 |
・高性能新型ヒートパイプに関する基本的情報と産業応用
・各種熱制御技術に関する先端事例 |
プログラム |
1.はじめに:サーマルマネジメントの基礎
(1).求められるサーマルマネージメント
(2).小型化する電子デバイスと熱制御技術
(3).未来技術に対するサーマルマネージメントの必要性
2.自励振動型ヒートパイプ(PHP)と応用技術
(1).ヒートパイプの種類と特徴
(2).自励振動型ヒートパイプ(PHP)について
(3).PHPの研究動向
(4).小型化するヒートパイプPHP
(5).宇宙環境でのPHP応用
(6).特殊環境におけるPHP応用
(7).セルフリウェッテイング溶液による性能向上効果
3.新型ヒートパイプ(超熱伝導ヒートパイプ)の開発と産業応用
(1).開発秘話
(2).熱輸送性能に及ぼす各種パラメータの影響
(3).熱輸送原理について
(4).開発状況について
(5).各種業界への波及効果と実装
a.自動車関連業界(EVバッテリー、ECU、PCUの熱制御)
b.電子機器業界(パソコン、携帯、データセンター等の放熱)
c.製造業(半導体、医療機器、金型、家電等の温調)
d.宇宙関連業界(宇宙機器の熱制御)
e.熱交換器およびエネルギー関連業界(熱のカスケード利用と省エネ技術)
f.その他
4.まとめ
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キーワード |
サーマルマネジメント 自励振動型ヒートパイプ 超熱伝導ヒートパイプ 熱輸送原理 EVバッテリー ECU PCU 放熱 温調 カスケード
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タグ |
エネルギーマネジメントシステム、医療機器、自動車・輸送機、車載機器・部品、電子機器、電子部品、熱交機器・熱電変換、熱設計、配管 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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