フィードフォワード制御による機械システムの制振制御技術とシミュレーションによる応用およびそのポイント <オンラインセミナー>

~ 機械システムの応答と振動特性、機械の動特性をモデル化する方法、制振性能をシミュレーションにより確認する方法 ~

・機械の制御による基本的な制振技術と実装方法を修得し、機械設計に応用するための講座
・ハードウェアの変更なく、振動を抑制できるフィードフォワード制御技術を実践的に修得し、機械の振動問題解決に活かそう!

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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

 産業機械装置において、搬送物などをある位置から別の位置へ高速で移動することが一般に望まれますが、この際に振動の発生が問題になることがあります。この抑制方法として、機械そのものの剛性を高めることはもちろん有効ですが、ハードウェアの再設計が必要となるため、制御による方法も検討されます。振動を計測するフィードバック制御では、新たなセンサの設置が必要になり、また使用中の制御装置を置き換えなければならない場合もあります。これに対し、フィードフォワード制御では、機械の動作軌道を調整することでの制振を目的としているため、ハードウェアの変更なく直ちに実装でき、制振のために最初に試していただきたいアプローチになります。本セミナーでは、4つの代表的なフィードフォワード制御を解説した後、産業界で広く用いられている送り駆動系、クレーン、ロボットアームへの応用例をシミュレーションにより紹介します。設計やシミュレーションを行うためには、機械システムの動特性の数式モデルが必要になりますが、これについても説明を行います。

本講座は、日程が3月14日から変更となりました。

セミナー詳細

開催日時
  • 2025年06月03日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・産業用機械、工作機械、ロボットなど、制御技術を用いる製品に係わる技術者の方
・振動問題の課題を抱える技術部門の方
予備知識 ・運動方程式、共振現象など物理の基礎知識
修得知識 ・機械の制御による基本的な制振方法と実装方法
・機械の動特性をモデル化する方法
・制振性能をシミュレーションにより確認する方法
プログラム

1.機械システムと振動制御
  (1).機械システムの運動
  (2).機械システムの応答と振動特性の表現
  (3).振動制御
  (4).フィードフォワード制御

2.フィードフォワード制御による制振技術への応用
  (1).加減速時間の調整による方法
  (2).フィルタ設計による方法
  (3).インプットシェーピング法
  (4).動作軌道の最適化による方法

3.振動を有する機械システムのモデル化とそのポイント
  (1).送り駆動系
  (2).クレーン
  (3).ロボットアーム

4.シミュレーションによる設計例とそのポイント:制振性能の確認方法
  (1).送り駆動系への応用
  (2).クレーンへの応用
  (3).ロボットアームへの応用

キーワード 振動特性 振動制御 フィードフォワード制御 加減速時間 フィルタ設計 インプットシェーピング法
タグ シミュレーション・解析ロボット機械機械要素工作機振動・騒音制御
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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