コンパクト熱交換器設計の基礎と最適設計の実践ポイント <オンラインセミナー>

~ 熱交換器の役割、熱移動現象の基礎、伝熱促進技術とそのポイント、熱交換器設計の基礎と実設計の勘所、コンパクト熱交換器設計における最新技術動向 ~

・熱移動現象の基礎から熱交換器設計の実務における勘所や注意点までを修得し、流体の種類や運用条件に対して最適な設計をするための講座

・熱交換器に近年求められている熱交換温度差の低減や冷媒の変更に伴う設計時の注意点を修得し、気液二相流などの特殊条件下での形状最適化や高性能化に応用しよう!

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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

 冷凍空調機器、ヒートポンプシステム、排熱回収、比較的低温の熱エネルギー利用、サーバー冷却など、様々なエネルギーシステムで熱交換器は利用されており、その重要性が高まっています。

 熱交換器設計では、これまでのコンパクト化の追求だけでなく熱交換温度差の低減が強く求められています。また、環境問題から冷媒種類の変更(熱輸送性能が低くなる場合が多い)が求められていることも問題になっています。

 流体が相変化を伴う場合には、熱流動特性は流路形状や流動条件に強く依存します。ある流体のある運用条件で最適化された形状であっても、流体種類や運用条件が変わることで大きな性能劣化が発生する恐れもあります。

 ここでは、現在の熱交換器設計におけるトレンドを紹介、伝熱現象、気液二相流の熱流動の基礎を講義するとともに、熱交換器設計の勘所に触れたいと思います。

セミナー詳細

開催日時
  • 2025年06月12日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・冷凍サイクル等のヒートポンプに関連するエネルギー機器の設計開発に関係している方
・機器冷却、排熱回収などの熱マネジメントシステムの設計・開発に携わっている方
予備知識 ・高校卒業レベルの数学・物理の知識
修得知識 ・熱マネジメントでの熱交換器の役割・重要性を理解することができます
・伝熱工学の基礎知識を身につけることができます
・熱交換器の仕組みや設計方法を身につけることができます
・熱交換器の性能向上のための基礎知識を身につけることができます
プログラム

1.熱交換器の役割

  (1).環境負荷低減の観点から高まる重要性

  (2).熱交換器性能向上の目的と手段

 

2.熱移動現象の基礎

  (1).伝熱の基礎

    a.伝熱の3形態

    b.熱通過

    c.気液二相流

    d.相変化(沸騰、凝縮)を伴う熱伝達

    e.冷媒の熱物性

 

3.伝熱促進技術とそのポイント

  (1).拡大伝熱面

  (2).単相流伝熱促進

  (3).沸騰・凝縮伝熱促進

 

4.熱交換器設計の基礎

  (1).熱交換器の種類

  (2).流路の設計

  (3).流体間平均温度差

  (4).熱通過係数の算出

  (5).対数温度差法と熱交換有効度-移動単位数法

 

5.熱交換器設計の実務における注意点と最新技術

  (1).流れの分流

  (2).沸騰伝熱での諸問題

    a.膜沸騰やドライアウトによる性能劣化

    b.冷凍機油の影響

  (3).コンパクト熱交換器に関する最新技術動向

 

キーワード 熱交換器設計 ヒートポンプ 熱エネルギーシステム サーマルマネジメント 熱輸送 排熱利用 データセンター 形状最適化
タグ エネルギーシール・ガスケットシミュレーション・解析バルプ・ポンプフランジ・ガスケットプラント機械要素系統連系車載機器・部品省エネ制御設計・製図・CAD設備伝熱熱交機器・熱電変換熱設計配管
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日