プラスチック添加剤の最適選定と高機能化技術への応用 <オンラインセミナー>

~ 酸化防止剤、金属不活性化剤・触媒失活剤、光安定化剤の効果と応用、核剤・透明化剤の力学特性、透明性の向上 ~

・各種添加剤の特性と効果を学び、プラスチックの長寿命化と高機能化技術へ応用するための講座

・高分子材料の劣化を抑制する酸化防止剤/光安定剤、また高機能化に貢献する核剤や難燃剤、永久帯電防止剤などの適切な選定・使用法について修得し、劣化を抑制した高品質な製品開発へ応用しよう!

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講師の言葉

 プラスチック材料の劣化のほとんどは酸素が介在する酸化によるものであり、自動酸化反応と呼ばれる。この酸化反応によって材料の力学特性低下や変色等が引き起こされ、耐久性や外観を損なうことがある。そのため、多種類のプラスチック添加剤、例えば酸化防止剤や光安定剤(HALS、UVA)などが配合されており、材料の長寿命化に大きく貢献している。また、プラスチック添加剤の配合により材料の特性を向上させたり、本来もたない機能を付与することも可能である。例えば次世代自動車においては、軽量化を目的としてプラスチック材料による金属代替が進んでいるが、機械的な強度保持が課題であるため、核剤を配合することで高機能化を図っている。また、モーターやバッテリーなどの電気・電子機器の搭載により、周辺部位への難燃要求が高まっており、難燃剤の役割が重要となる。
 本セミナーでは、高分子材料の劣化を抑制する酸化防止剤/光安定剤、また高機能化に貢献する核剤や難燃剤、永久帯電防止剤などの適切な選定・使用法について解説する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2025年04月08日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー加工・接着接合・材料
受講対象者 ・プラスチック添加剤に興味のある方やお困りの方
・樹脂メーカー、コンパウンダー、成型メーカーの方
予備知識 ・基本的に予備知識は不要です。
 添加剤の使用方法やメカニズムについて基礎から解説します
修得知識 ・プラスチック材料の自動酸化反応
・酸化防止剤、光安定剤、核剤、透明化剤、難燃剤、その他改質剤の作用メカニズム
・添加剤、改質剤の適切な選定方法
・その他、各種添加剤について
プログラム

1.高分子材料の酸化劣化と安定化
  (1).プラスチック用添加剤とは?
  (2).プラスチック用添加剤の種類

2.酸化防止剤の作用機構とその効果
  (1).フェノール系酸化防止剤
  (2).ホスファイト系酸化防止剤
  (3).チオエーテル系酸化防止剤

3.金属不活性化剤・触媒失活剤とその効果
  (1).金属不活性化剤(銅害防止剤)の作用機構とその効果
  (2).触媒失活剤の作用効果をその効果

4.光安定化剤とその応用
  (1).UVAの種類と作用機構
  (2).HALS(ヒンダードアミン型光安定剤)の種類と作用機構

5.添加剤による高機能化技術
  (1).核剤・透明化剤
    a.核剤による力学特性の向上
    b.透明化剤による透明性の向上および
      新規透明化剤「アデカトランスパレックスTM」
  (2).難燃剤による樹脂の難燃化
    a.難燃化剤の種類、それぞれの難燃化機構について
  (3).帯電防止剤による帯電防止性能の付与
    a.帯電防止剤の種類、それぞれの機構について

6.リサイクル材向けの添加剤とその応用
  (1).リサイクル材における添加剤のニーズについて
  (2).リサイクル材に向けた添加剤処方について(耐熱性、力学特性、光安定性向上)

キーワード 酸化劣化 プラスチック用添加剤 酸化防止剤 金属不活性化剤 触媒失活剤 難燃剤 帯電防止剤 耐熱性 力学特性 光安定性向上
タグ リサイクルプラスチック添加剤
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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