~ BOM/部品表の基礎、E-BOMとM-BOMの乖離、統合マテリアル・マスタの構築、BOMの応用テクニック、BOM構築の効果的な進め方 ~
・「データの乖離」「コードの不統一」など、BOM構築の実務で起こる問題の解決に活かすための講座!
・BOM/部品表の基礎から、応用テクニックやBOMデータの扱い方までを修得し、BOMの構築/再構築を成功させよう!
~ BOM/部品表の基礎、E-BOMとM-BOMの乖離、統合マテリアル・マスタの構築、BOMの応用テクニック、BOM構築の効果的な進め方 ~
・「データの乖離」「コードの不統一」など、BOM構築の実務で起こる問題の解決に活かすための講座!
・BOM/部品表の基礎から、応用テクニックやBOMデータの扱い方までを修得し、BOMの構築/再構築を成功させよう!
製造業とは、物品(マテリアル)の生産で付加価値を得るビジネスです。製造業ならばどの会社も、BOM(Bill of Material=部品表)を持っています。BOMとは、製品がどの部品材料から成り立ち、どのような手順をへて製造されるかを規定する基準情報であり、その企業の生産システムのDNAにあたります。
しかし、きちんとBOMをデータとしてマネジメントできている企業は、決して多くありません。度重なる設計変更や、顧客の個別仕様要求、その結果として生じる、「設計部品表(E-BOM)」と「製造部品表(M-BOM)」の乖離などに困惑する製造現場をよく見かけます。こうした事情の背景には、企業内でマテリアル・マスタ(品目コード)が統一されていないという、データ・マネジメント上の問題があります。社内の関連部門がきわめて多く、責任部署が不明確になりやすいからです。その結果として、新製品開発のスピードが遅れる、海外生産や海外調達が進展しにくい、そして「使わないモノは沢山あるのに、必要なモノが見つからない」製造現場、などの現象が生じます。
本セミナーでは、BOMの基本概念の再整理からはじめて、マテリアル・マスタの統一、BOMの応用テクニック、そしてBOM構築プロジェクトの進め方について、演習もとりまぜつつ平易に解説します。特に、BOM構築の3つの難所について重点的に説明し、拙著「BOM/部品表入門」で触れられなかった個別受注生産のBOMの扱いも詳しく述べます。
すでにBOMデータベースを持って維持活用に悩んでおられる方にも、これからBOMデータ構築に取り組まれる方にも、役立つ内容です。正しいBOMの理解を通して、マテリアル・マネジメントの改革をぜひ推進しましょう。
開催日時 |
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開催場所 | 日本テクノセンター研修室 |
カテゴリー | 品質・生産管理・ コスト・安全 |
受講対象者 |
・製造業で次の業務に携わっている方: 設計、製造、生産管理、購買、物流、販売、サービス、原価管理など ・ITエンジニアで製造業向けのシステム構築に携わる方 |
予備知識 | ・特に必要ありません |
修得知識 |
・BOMに関する基本的理解 ・マテリアル・マスタの役割と登録保守のポイント ・BOMの応用テクニック |
プログラム |
1.BOMをマネジメントする (1).BOM = Bill of Material とは何か (2).BOMに関する問題構造 (3).BOMを「マネジメントする」とは
2.BOM/部品表の分類と基本概念1 (1).第1世代のBOM:単純な部品表 (2).第2世代のBOM:構造を持つ部品表 (3).第2.5世代のBOM:生産計画(MRP)用の部品表 (4).第3世代のBOM:現代の詳細な部品
3.BOM/部品表の分類と基本概念2 (1).BOMの目的と機能分類 (2).E-BOM、P-BOM、M-BOMの関係 (3).BOMの用途別・表現方法別のバリエーション (4).演習1 BOM定義のルール
4.BOM構築の難所を克服する (1).製造業の4つの生産形態とBOM (2).生産形態別のBOMの典型的課題 (3).BOM構築の難所1:E-BOMとM-BOMの乖離 (4).製造起因による乖離問題の解決:BOMの3つのデータを区別する (3).BOM構築の難所2:製品のバリエーション増加
5.統合マテリアル・マスタの構築 (1).マテリアルとは何か (2).同じモノか、違うモノか (3).マテリアル・マスタとは自社の要求仕様の一覧表である (4).企業内におけるモノの同一性とは (5).演習2 マテリアル・コード(品目コード)の採番 (6).品番爆発と意味なしコードのすすめ (7).マテリアル・マスタと在庫の関係
6.BOMの応用テクニック (1).製品オプションとATOのためのモジュラー部品表 (2).外注加工と代替BOM (3).ファントム (4).在庫消化(使い切り)変更のテクニック (5).品質トレーサビリティの要件とBOMの位置づけ (6).副資材、包装材料 (7).演習3 BOMのトポロジー別類型 (8).個別受注生産(プロジェクト型生産)のBOM (9).設計変更の取り扱い (11).BOP・SOPと製造実行システム(MES)
7.BOM構築プロジェクトの進め方と事例 (1).BOM再構築プロジェクトの流れ (2).BOMデータの収集と整理 (3).BOM構築プロジェクトの留意点 (4).BOMの精度 (5).事例紹介
8. BOMデータベース (1).BOMデータ用語の区分 (2).製造業の情報のハブとしてのBOM (3).BOMプロセッサによる社内データ一元化 (4).BOMデータの「責任部署」の決め方 |
キーワード | E-BOM P-BOM M-BOM ATO マテリアル・マスタ ファントム MES BOM構築プロジェクト BOMデータ |
タグ | 生産管理 |
受講料 |
一般 (1名):51,700円(税込)
同時複数申込の場合(1名):46,200円(税込) |
会場 |
日本テクノセンター研修室〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)- JR「新宿駅」西口から徒歩10分 - 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分 - 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分 電話番号 : 03-5322-5888 FAX : 03-5322-5666 |
営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日