国際規格ISO 24620-4を活用した、世界に通用するわかりやすい「日本語ライティング」実践速習講座 【弊社研修室】
~ 日本文と英文の文章構造の違い 、ライティングに役立つ日本語文法とそのポイント、ライティング で注意すべき7つのポイント ~
・「機械翻訳」にかける日本文の品質を向上させて、世界で通用するわかりやすい文章を書くための講座
・海外の方に簡潔でわかりやすく、機械翻訳してすぐに理解される日本文の構造と書き方のポイントを学び、実務で活かそう!
・ISO 24620-4は、他の言語でも適用可能な文章作成のための基本的なライティングルールです。これにより、言語ごとのコミュニケーション、さらには、ある言語から他の言語への円滑なコミュニケーションを促進することができます
講師の言葉
現在、英語は、代表的な国際共通語であるリンガ・フランカに進化して、私たちの身近なものになっています。そういった世界にあって、私たちは母国語である日本語を平易で簡潔で理解しやすいものにする必要があります。国内外でのビジネスコミュニケーションを円滑にするためには、ISO 24620-4で、私たちが英語と日本語をよりわかりやすく、簡潔に双方向でアクセスできるようにする必要があります。世界中の人たちが、機械翻訳を介してあなたの日本文にアクセスしてきたりするからです。
これを言い換えれば、機械翻訳にかける原文(日本文)の品質を向上させることを意味します。機械翻訳の品質が飛躍的に向上した現代、機械翻訳にかける原文の品質を向上させることで、機械翻訳の精度は完璧なものになります。そして、その結果、あなたの書いた日本文が、そのまま論理的な英文やその他の言語のビジネス文として展開されることになります。
本講座では、言語共通のライティングルールセットである国際規格ISO 24620-4をベースに、世界中の人たちにわかりやすく日本語で説明する力を身につけます。ISO 24620-4は、言語共通のライティングルールセットです。したがって、ISO 24620-4に合致した適切な日本語を表現できれば、英語が苦手な人でも、日英/英日双方向の機械翻訳を介して世界中の読者にわかりやすく発信することができます。ビジネスドキュメントに関わられる方々すべてに等しく参考になる講座となっています。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2025年03月18日(火) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
日本テクノセンター研修室 |
カテゴリー |
研究開発・商品開発・ ビジネススキル |
受講対象者 |
・ビジネスドキュメントに関わるすべての方
・海外の方とビジネスコミュニケーションを行なう方
・開発担当者、営業担当者、広告担当者、マニュアル制作担当者、品質管理者などすべての部門の方が対象となります |
予備知識 |
・特に必要ありません |
修得知識 |
・説得力のある、簡潔で、わかりやすいメールやレポート、マニュアルが書けるようになる
・世界に発信できる、つまり世界で通用する(日本)文が書けるようになる
(翻訳するときも、日本語と英語を誤解が無いようにわかりやすく伝えようとすると、双方の言語の問題点を熟知していることが必要) |
プログラム |
1.世界に通用する日本語ライティングの基本
(1).日本企業に求められる言語能力
(2).わかりやすく、翻訳しやすい日本語を考える
(3).日本文と英文の違いを意識する
(4).日本文と英文を比較することで日本文の長所と短所を理解する
(5).概念の違いから生じるコミュニケーションギャップ
(6).日本語の特性
(7).和語と漢語、そして洋語(英語)
・三種類以上の文字種を使用
(8).社会に氾濫するカタカナ語
・カタカナ語は外国語ではなく日本語
(9).スル型発想とナル型発想
(10).「はが」構文
(11).日本文と英文の情報量の違い
(12).日本文と英文の文章構造の違い
(13).必須情報と随意情報を分ける
(14).日本文ライティング 1 (一般的な約束事)
2.今さら聞けない日本語文法 :ライティングに役立つ日本語文法とそのポイント
(1).ことばの種類
(2).品詞—日本語文法と表記ルール
(3).漢字とかなの書き分け
(4).送り仮名の付け方
(5).常用漢字表
(6).漢字変換ミスをしやすい表記
(7).その他
3.世界に通用する日本文ライティング (テクニカルライティング)で注意すべき7つのポイント
(1).対象読者層は? コンテキストの把握とペルソナの特定ペルソナ
(2).一定した視点で書く 直示(ダイクシス)の適切な表現
(3).タイトルは適切か
(4).1文/パラグラフ 1トピックを心がける
(5).論理的でわかりやすいパラグラフを目指す
・わかりやすさのためのツール:パラレリズム、キーワード、遷移語
(6).箇条書きを活用する
・表や図を活用する
(7).説明する順序を考慮する(情報の構成)
・全般的なことから詳細へと書く
・空間の論理順( 上→下、左→右) に書く
・既知のものから未知へと書く
・展開パターンに沿って構成する
・使用説明、定義、記述、理由、原因/ 結果など
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キーワード |
コミュニケーションギャップ 「はが」構文 文章構造 必須情報 随意情報 コンテキスト ペルソナ ダイクシス パラグラフ パラレリズム キーワード 遷移語 情報の構成
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タグ |
コミュニケーション、ヒューマンスキル、企画書・提案書、教育、人材育成、文章の書き方 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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