データ駆動予測・制御(FRITからV-Tigerまで)の基礎と設計および実装のポイント ~デモ付~ <オンラインセミナー>
~ VRFT、FRIT、NCbT、ERIT、VIMTのアルゴリズム、FIRモデルに基づくデータ駆動予測、V-Tigerの最新動向 ~
・モデルや同定を必要とせず、コンピュータ内で仮想的に制御ゲインの調整実験を繰り返して制御技術の性能を向上させるデータ駆動予測・制御技術を修得し、システム開発に応用するための講座
・MATLABプログラム例とシミュレーションを通して、データ駆動予測・制御の各手法の特徴と活用法を学び、高精度なシステム開発に応用しよう!
・周波数データに基づくV-Tigerと信頼区間解析による制御性能予測の詳細およびカーネル法・ニューラルネットワークの利活用についても詳しく解説します
オンラインセミナーの詳細はこちら:
・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
講師の言葉
人工知能(AI)は、コンピュータ内で仮想的にチェス、将棋、囲碁などの模擬対戦をPC内で非常に高速に繰り返して強くなり、遂には人間のプロを超えました。データ駆動予測・制御は、コンピュータ内で仮想的に制御ゲインの調整実験を繰り返して制御性能を向上させます。その際に用いるのは1回の実験データのみで、モデル化や同定は必要ありません。
これまで制御工学の主流は、モデリングや同定で得た制御対象のモデルに基づいて制御設計するモデルベースト制御でした。しかしモデリングや同定、得られたモデルの不確かさ、制御器の低次元化などには高度な知識が必要です。そこで、そのような問題がないデータ駆動予測・制御が登場し、比較的簡単にPIDゲインの設計もできることから産業界でも幅広く応用されています。
本セミナーでは、データ駆動予測・制御の代表であるFRITとVRFTから最近の手法まで幅広く紹介し、MATLABプログラム例を解説してシミュレーションを実演します。とくに周波数データに基づくV-Tigerと信頼区間解析による制御性能予測の詳細、およびカーネル法・UKF・ニューラルネットワークの利活用について説明します。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2025年03月18日(火) 10:30 ~ 17:30
|
開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備 |
受講対象者 |
・制御設計に従事されている方
・これから制御設計に従事される技術者の方
・機械、自動車、プラントほか制御に携わる技術者の方 |
予備知識 |
・制御系設計の基礎知識
・伝達関数、ブロック線図の基礎知識
・MATLABの基礎知識があると理解しやすい |
修得知識 |
・データ駆動制御の基礎とMATLABによる設計・実装法 |
プログラム |
1.データ駆動予測・制御とは
(1).PID制御からモデルベースト制御まで
(2).人工知能のアプローチとデータ駆動予測・制御
2.データ駆動予測・制御の基礎準備
(1).極配置法
(2).モデルマッチング
(3).最小二乗法
(4).非線形拘束条件付き最適化問題
(5).安定余裕とMs安定性
(6).FIRモデル
(7).高速フーリエ変換(FFT)
3.VRFTのアルゴリズムとMATLABプログラム
(1).考え方
(2).アルゴリズム
(3).MATLABプログラム
a.シミュレーションのやり方
b.シミュレーションの制御対象
c.シミュレーションのノイズ
d.プログラム例
(4).シミュレーション例
4.FRITのアルゴリズムとMATLABプログラム
(1).考え方
(2).アルゴリズム
(3).MATLABプログラム
(4).シミュレーション例
5.NCbTのアルゴリズムとMATLABプログラム
(1).考え方
(2).アルゴリズム
(3).MATLABプログラム
(4).シミュレーション例
6.ERITのアルゴリズムとMATLABプログラム
(1).考え方
(2).アルゴリズム
(3).MATLABプログラム
(4).シミュレーション例
7.VIMTのアルゴリズムとMATLABプログラム
(1).考え方
(2).アルゴリズム
(3).MATLABプログラム
(4).シミュレーション例
8.FIRモデルに基づくデータ駆動予測
(1).考え方
(2).アルゴリズム
(3).MATLABプログラム
(4).シミュレーション例
9.V-TigerのアルゴリズムとMATLABプログラム
(1).考え方
(2).アルゴリズム
(3).MATLABプログラム
(4).シミュレーション例
10.V-Tigerの最近の展開
(1).多入出力系への拡張
(2).2自由度系への拡張
(3).カーネル正則化高次ARX同定によるノイズ除去
(4).予測応答と安定余裕の95%信頼区間の推定
(5).iTiger・不感帯推定・ヒステリシス推定による非線形性対策
(6).カルマンフィルタ・UKFの利活用
(7).カーネル法・ニューラルネットワークの利活用
|
キーワード |
極配置法 モデルマッチング 最小二乗法 安定余裕とMs安定性 FIRモデル 高速フーリエ変換(FFT) VRFT FRIT NCbT ERIT VIMT FIRモデル データ駆動予測 V-Tiger カルマンフィルタ カーネル法・ニューラルネットワーク
|
タグ |
プラント、ロボット、機械、工作機、自動車・輸送機、車載機器・部品、制御 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
|
会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
|